たけのこは春も盛りに入るとその声を聞きます。私の地域もタケノコがとれるので知り合いの方が自分の山であがったタケノコをくれることが毎年恒例となっています。
たけのこは出始めると とてもたくさん一気に出てくるので私がもらう量も半端なく多いです・・・。
そのタケノコをさばくのも大変で こちらももらってくれる人をあらかじめ頼んでおいてもらってもらうという状態です。
たけのこはあくが強くいくらあく抜きしてもたくさん食べると体に痒いものが出てしまうので
これはこれでもらうのも大変なんです・・・・。
しかし、タケノコを放っておくと山が荒れます。なので山の持ち主さんも大きくなる前に掘ってしまいたいんですね。
皆さんそれぞれに事情があってたけのこはそんな中で回ります。
たけのこの旬
これはその地方によって差があります。
やはり暖かい地域は早いですし寒い地域は遅い。
だいたいの旬の時期をここで
九州・四国などでは早掘りのものは12月頃から出回ります。
京都あたりでは2月後半あたり
でも普通に出回るのは
3月~5月
ですね。この時期に旬を迎える場合この5月後半あたりになると大きくなって固くなり 食べれるかどうかの瀬戸際になってしまいます。
寒い地域ではそれが遅れていきます。
また、たけのこの種類によっても旬は変わってきます。本州近畿辺りの旬
シホウチク(四方竹)秋から冬
カンチク(寒竹)晩秋から冬
ハチク(淡竹)3月半ばから5月上旬
モウソウチク(孟宗竹) 4月頃
ホテイチク(布袋竹) 5月上旬
メダケ(雌竹)5月頃 苦い
マダケ(真竹)収穫期は5月から6月上旬
トウチク(唐竹)ダイミョウチク(大名竹)5~6月頃
チシマザサ(千島笹)ネマガリダケ(根曲竹)の別名。5~6月
ホウライチク(蓬莱竹)夏
たけのこあくの抜き方
私はまだやったことないのですが「焼きたけのこ」にすればあく抜き不要とのことです。
いちどやってみたいと思いつついつもゆがいてしまいます・・・。
焼いて食べる場合はまだ土の中にあって 掘ってから6時間以内の物が適しています。
この条件があるので私がもらうたけのこでは できなんですよね・・・。
これは自分で堀に行かないとできないですね・・。
しかし、大きなのはあく抜きをしないと食べれません。
上手にたけのこのあくを抜くやり方をここで。
米ぬかでのあく抜き
昔ながらのあく抜き方法です。最近では色々と時間短縮の為にとかいろんなものであく抜きするのもありますが
やはり昔ながらの米ぬかであく抜きするのが一番おいしくできますね。
おいしいものは手を掛けないとだめですね。
たけのこの下処理
まずはタケノコの先端の5分の1ほどを斜めに落とします。
落としたところから根に向かってたけのこ本体に刃が届かないように切れ目を入れます。
これは水が良く回るようにするためです。
たけのこを茹でる
鍋に3個ほど入れて 米ぬかはカップ1杯の割合です。
水をたけのこがかぶるくらいに入れます。(水から茹でます)
米ぬか、唐辛子1・2本を入れて混ぜます。
沸騰したら落し蓋を入れて浮かないようにします。
火はぐつぐつするくらいに弱めます。
途中水が少なくなったら足しましょう。
ゆで時間は大きなものは3時間 小ぶり~中ぶりの物で2時間が目安です。
あくをしっかり抜くにはしっかりと茹でましょう。
茹で終わったら水を捨てずに鍋のままでさまします。
その日のうちに食べない場合もそのまま置いておくか
入れ物に汁ごと入れて保存します。
しかし、もっても3日と考えておきましょう。
まとめ
たけのこは春に味わえる旬のもの おいしく食べて季節を感じましょう。
いつでも売ってる水煮とは違ったタケノコが味わえます。
しっかりとあくを抜かないとおいしく食べれません。
人によってはあくを抜きすぎると スーパーで売ってる水煮と変わらん・・。という方もいますので
その辺りはあなたの感覚であく抜きを調節すればいいですね。
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