台風で隣の家の瓦が自分の車に当たって傷ついた場合の対処です。
今年は大阪でとてつもない強力な台風が上陸して大きな被害を出しました。
テレビのびっくり映像でしか見たことのないような風が大阪や京都を襲い
トラックが横倒しになったり 自家用車が風で転がっていったり
住宅の屋根が紙のように飛んで行ったりというような映像がニュースとなりました。
こんな場合隣の家の瓦が飛んで自分の車に当たって傷がいった。
こんな時に家の主に直してもらえるのかどうか?
ということですよね。
これはその事態が予想出来ていたかどうか?が大きく変わります。
予想出来ていたのにその対策をしていなくて 瓦が落ちた。
この場合は家主に責任があり賠償しなくてはなりません。
一方今回の関西のあんな風が吹くとは誰も思っていなかった(ニュースでは25年ぶりだとか言っていましたが・・)自然災害ですよね。
普通の台風であれば
被害が予見できるか、その結果を回避する手段があったか
ということで判断されます。
その判断は保険屋の判断や裁判所の判断になるでしょうが
予想できたかできなかったかということが大きく影響します。
自然災害となると大方の場合賠償義務はありません。
保険に家主が入っていない場合はこれはもめます・・。
予想できなかった、いやできただろう!
水掛け論です。
こんな場合は裁判で決めてもらうか(裁判費用が掛かりますし時間もかかります) もうあきらめて自分の自動車保険で直すかです。
ちなみに火事の場合、隣の家が燃えてその火が自分の家に移って燃えたというとき。
これは損害を請求することはできません。
自分は自分で火災保険に入って家を守るしかありません。
洪水などの水害の場合も同じで誰に損害を求めることもできません。
逆に自分の家の瓦が飛んでよその人に損害を与える場合もあります。
そんなときのためにこんな保険に入っておくと助かりますよ。
それは
個人賠償責任保険
といいまして年間2000円程となっています。
2000円でこんな場合の対応をしてくれると思うとかなり安いものです。
こういった保険の入り方を
複数の保険会社を比較することで、同じ価格で補償内容を充実させたりできるのがここです。
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