ヘッドライトの黄ばみが気になりますよね・・・。
あまりにひどいと光量が足らず車検が通らないという事態もおこります。
そんなヘッドライトの黄ばみを除去する一番おすすめの方法を実際にやってみました。
私の車はトヨタノアZRR70平成21年製です。
中古で買いましたが最初からヘッドライトは黄色く・・・余計に古さが目立ちます。
過去には、別の車ですけどディートやピカールなどもやってみましたが すぐに黄色く戻ってしまいます。
耐水ペーパー磨き + ウレタンクリアー塗装 が一番!
ググって調べた結果 耐水ペーパーで磨きその上からウレタンクリアー塗装するというのが一番きれいになって長持ちすることがわかりました。
用意したもの
- 耐水ペーパー 1500番 ・ 1000番
- ソフト99ウレタンクリアー
- 養生テープ
これだけです。
ウレタンクリアーだけが2700円ほどするのですがこれでないといけません。
このクリアーが肝です。
ここケチって他の安いのにしてはだめです!
ヘッドライト黄ばみ除去スタート
まずはヘッドライトの周りを養生します。
私のノアはもうかなりお年寄りだったので あまり気にせず作業に入りました。
養生テープをヘッドライトの周りに貼っていきます。
これは耐水ペーパーで磨くとき誤ってボディーをこすらないようにするためです。
最初に1000番の耐水ペーパーで磨きます。
バケツに水を汲み耐水ペーパーを濡らしながら磨いていきます。
かなり黄色いのが取れていきます。
ある程度取れたら今度は1500番の耐水ペーパーで磨いていきます。
黄色いのが出なくなってくるまで磨くとよいでしょう。
なぜ仕上げに2000番以上の細かいのを使わないのか?
あまりに細かい番手の耐水ペーパーだとヘッドライトの表面がツルツルになり過ぎてウレタンクリアが乗りにくくなるからです。
1500番くらいで磨くと 磨き終わった後は曇っています。これは表面がギザギザになって荒れている状態で
ウレタンクリアーを吹き付けるとそのギザギザにうまく乗っかってきれいなクリア状態になるのです。
中には800番で磨いて次は1000番というサイトもありました。
磨き終わったら洗ってタオルで拭きなおして乾燥させます。
ウレタンクリアーの吹き付け
ウレタンクリアーを吹き付ける前に今度はボディーにウレタンクリアーが付かないように養生します。
私は新聞紙使いました。車が古いのでこれで十分です。
吹き付ける前に下のキャップを取り金属の棒が出てるので地面にでも押し付けて中の液を混合します。
そして5分ほど振り続け完全に混ざるようにし、逆さまにして少しの間静止させます。
混合させてから、明日やろう!なんてことしたら大損ですよ!!気を付けてください。
ウレタンクリアー吹き付ける時の注意
ここが一番の正念場です。
3回くらいで仕上げるつもりで吹き付けていきましょう。
最初は薄く 次もうちょっと濃く 最後は仕上げのつもりで。
私は失敗したのですが・・・
もう次の日使えない! 2700円もした!
ここで生来の貧乏性が発症!
しつこく吹き付けてしまいました・・・・。
結果、なんか変・・・・・。という結果に。
ここは自制心でもってしっかりと自分を抑えましょう。
黄ばみは取れたので ぱっと見はきれいになりました。
過去色々と黄ばみ取りやってみましたが この方法が一番きれいになります。
ぜひお試しください。
ウレタンクリアーが余るのがもったいないようだったら複数台車があれば一気に、または友達と分けて使うのも一つの手ですね。
なぜヘッドライトは黄ばむのか?
ヘッドライトは黄ばむのにテールライトは黄ばまない・・・。
これはヘッドライトとテールライトに使われている素材が違うからです。
ヘッドライトにはポリカーボネイトが使われています。
跳ね石などで割れる恐れがあるので対割れに優れたポリカーボネイトが使われています。
その代わり紫外線に弱く劣化しやすい性質です。
一方、テールライトは跳ね石が当たる可能性はかなり低いので耐久性の低いアクリル樹脂が使われています。
アクリル樹脂は紫外線にも強く劣化しにくく黄ばみにくい性質があります。
これだけ化学は進歩しているので劣化しにくいポリカーボネイトも出てきそうに思いますが・・・。
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