足立美術館がとっても人気ですね。フォトジェニックで多くの観光客が訪れています。これから行って見たいなって思っていらっしゃるあなたに
足立美術館の見どころとそこまでのアクセスをここで。
足立美術館どこにあるの?
足立美術館とっても素晴らしいと聞くけどいったいどこにあるのか??
足立美術館は
島根県にあります。
住所
島根県安来市古川町320
ほんとこの先にそんなに人気の美術館があるのだろうか??
というほど不安になってくるようなところにあります。
開館時間
4月-9月 9:00-17:30
10月-3月 9:00-17:00
入館料 (各種クレジットカード・ⅰD利用可)
大 人 2,300円
大学生 1,800円
高校生 1,000円
小中生 500円
足立美術館アクセス
自動車
車の場合は駐車場が400台分あります。バスは40台分。
山陰道 安来IC出口より10分
東京から8時間40分
大阪から3時間30分
名古屋から5時間30分
が目安です。
電車
JR岡山駅ーー2時間20分ーー安来駅ーー無料シャトルバス20分ーー足立美術館
JR岡山駅までは
東京から新幹線3時間25分
大阪から新幹線45分
名古屋から新幹線1時間40分
博多から新幹線1時間45分
が目安です。
飛行機
米子空港ーー空港バス28分ーーJR米子駅ーーJR9分ーー安来駅ーー無料シャトルバス20分ーー足立美術館
出雲空港ーー空港バス30分ーーJR松江駅ーーJR25分ーー安来駅ーー無料シャトルバス20分ーー足立美術館
足立美術館見どころ
米国の日本庭園専門雑誌の日本庭園ランキングで、14年連続で庭園日本一という
足立美術館の見どころはなんといっても借景の庭園です。
自然と人工美の調和する景色が人気なのです。
これも庭を芸術として造形した創設者の足立全康(1899~1990)の思想が表れています。
創設者の足立全康は安来市出身の実業家でそのコレクションである
横山大観の作品120点を軸に近代日本絵画や陶芸現代美術など1500点が16万5000平方メートルの広大な敷地にあります。
入ると玄関手前で目に入る「歓迎の庭」です。
流れる川を白い砂で表現され春ならばミツバツツジのピンクが緑の中に鮮やかに映えます。
館内に入ると色々な庭が目に入ります。
見る角度が変わると景色も変わりどこを見ても芸術になっています。
「苔庭」では苔の柔らかな緑が優しく目に入りそこに植栽されている赤松が見どころです。
この松は元々山の斜面に生えていたものを垂直に飢え直されたもの。
庭師が斜めに育ってきたものを垂直にすれば苦痛だろうという哲学によるものです。
「枯山水庭」は主庭で
近景
中景
遠景
と徐々に濃くなる緑のグラデーションが見事です。
ここでの見どころは近景の近いところにある木は葉や枝をすっきりさせて風に揺れるようにし、
奥の部分は葉が密になるように剪定されています。
そしてこの庭園にある赤松は800本あるのですが 松がおおきくなりすぎると庭の調和を崩すために
そのスペアの松が400本別に植えられ 適宜交換されています。
表に見えない仕事がされています。
ちなみに専属の庭師は7名です。
「亀鶴の滝」
借景となる山頂から水がほとばしり落ちる庭の「静」と滝の「動」のコントラストが鮮やかです。
15メートルの人口の滝は78年に造られています。
「生の額絵」
館の窓を額に見立て庭の景色を見る仕掛けは窓近くのクスノキが黒い影となって琳派の絵のように見えます。
「生の掛け軸」
床の間の壁をくりぬき庭を山水画のように見せています。
これらも足立全康の「庭も一幅の絵画」という思想と遊び心が表れています。
「白砂青松庭」
横山大観の「白砂青松」をモチーフにし手前中央に池があり奥の白砂丘陵には大小の松が点々と配置され
右側がくろまつ左が赤松で黒々とした岩がすっきりと美しく眺められます。
これらは不便なところにある美術館にせっかく来てくれた人をがっかりさせないようにするために創始者の遺志が受け継がれているからですね。
足立美術館周辺情報
温泉
さぎの湯温泉が近くにあります。足立美術館そばにありますから近くに泊まりたい場合は個々ですね。
由来は、その昔白鷺がこの湯で脚の傷を癒した伝説の残るかけ流しの温泉です。
古くは戦国時代の尼子氏をはじめ、歴代藩主の御殿湯として栄えたことでも知られています。
【効能】外傷、疲労回復、神経疾患など
豊かな自然に囲まれた、山陰の名湯. 豊かな自然に囲まれた温泉郷・さぎの湯温泉。その昔、白鷺が足の傷を癒したことから、
鷺の湯と名付けられたと伝えられています。
周辺見どころで行ってほしいのが
出雲大社
ここは外せませんね。
縁結びと言えば島根県の出雲大社です。
恋愛以外でも御利益はありますぜひ行って参拝しましょう。
もっと紹介したいこの周辺の見どころがあります。
楽天たびノート→ → 島根出雲周辺の見どころ
足立美術館攻略と気になるポイント
足立美術館は多くの人が訪れてほとんどの方が写真を撮ろうとします。
庭に出るところは2・3か所しかなくほぼ館内からガラス越しに見ることになります。
写真撮影の方はその窓に殺到しますからかなりの人だかりになってしまいゆっくり見られません。
ゆっくり見たいという場合は穴場の時間帯があります。
それは
開館は9:00なんですが8:30くらいからでも人が居れば開けてくれます。
その時間帯に入れると人も少なくゆったりと庭を楽しむことができるでしょう。
そして昼時です。お昼時は団体さんなどは食事の場所に移動しますから潮が引いたようになったらこっちのものです。
そうならない場合ももちろんありますから確実とは言えませんが 開館前に行くのが一番ですね。
敷地は広いですから1時間半くらいではゆったりと落ち着いて見れません。
ここは4時間くらいとればじっくりと鑑賞できるでしょう。
こういった芸術はゆっくりと見たいものですね。
しかし、ここの不満点はトイレ・・・です。かなりの高額入場料なのですからこういった部分にもお金を掛けてほしいものです。
まるで一昔前の公民館のトイレの様でこのトイレには多くの方が不満を感じています。
そしてここの喫茶店のコーヒーが1000円!!おお高い!!って思えますが・・。
このコーヒーは実はおかわり自由なんです。
考え方を変えれば高いコーヒーだからお客は少ない。
だから空いている。ということはゆったりできる。
相方さんがじっくりと見て回ってる時に あまりこういった物に興味が無かったら喫茶店でコーヒーお替りしながら庭を眺めて休んでいられる。
ということもできます。
手荷物をコインロッカーに入れた場合に注意が必用です。
使用は無料なんですがコインロッカーは本館にあり出口は新館となります。
預けてしまうと出る前に一旦新館に戻って荷物をとらないといけません。
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