コーヒー一杯の量で迷ったら、まず落ち着いて考えてみましょう
コーヒーを淹れようとしたとき、「何g入れたらいいんだろう?」と手が止まった経験はありませんか?
ネットや本を調べると、8g・10g・12gなどさまざまな数字が出てきて、 「結局、どうしたらいいの?」と余計に分からなくなってしまうことも多いですよね。
でも、最初に知っておいてほしいのは、
ということです。
だからこそ大切なのは、 迷ったときに立ち戻れる「基準」を持つこと。
この記事では、専門用語をできるだけ使わず、 「この場合は、こうしたらいいですよ」という形でお話ししていきます。
結論|迷ったら、まずはこの量で淹れてみてください
細かい説明の前に、まずは結論からお伝えします。
・ドリップコーヒー:10g(約150ml)
・インスタントコーヒー:2g
・マグカップの場合:+1〜2g
「今日はどうしよう…」と悩んだら、 まずはこの量で淹れてみる。
そこから「少し薄いな」「今日は濃いほうがいいな」と感じたら、 あとで微調整すれば大丈夫です。
「一杯」の意味があいまいなとき、どう考えたらいい?
コーヒーで迷いやすい原因のひとつが、 「一杯」という言葉のあいまいさです。
一般的なコーヒーカップの場合
いわゆるコーヒーカップは、120〜150mlほど。
レシピや説明で「一杯」と書かれている場合、 多くはこのサイズを想定しています。
→ この場合は、10gを基準にすればOKです。
マグカップを使っている場合
マグカップは200〜300ml入るものも多く、 同じ10gだと「ちょっと物足りない」と感じやすくなります。
マグカップなら、11〜12gに増やしてみましょう。
「薄い=失敗」ではないので、 まずは気軽に試してみてください。
味が合わないと感じたとき、どう直せばいい?
きちんと量っているのに、 「今日はなんだかおいしくない…」という日もあります。
そんなときは、次の順番で見直すのがおすすめです。
① まずはg数を1gだけ動かす
- 薄く感じたら → +1g
- 濃く感じたら → −1g
一気に変えず、1gずつがポイントです。
② それでも合わなければ、挽き目を確認
同じ量でも、挽き目で印象は変わります。
- 細かい → 苦味が出やすい
- 粗い → あっさりしやすい
「量を減らしても苦い」と感じたら、 挽き目を少し粗くするだけで改善することも多いです。
スケールがないとき、どうしたらいい?
毎回スケールを出すのは大変…という方も多いですよね。
そんなときは、スプーンを目安にしても大丈夫です。
スプーン換算の考え方
- 大さじ1杯(すりきり)=約5〜6g
- ドリップ1杯分=大さじ2杯
最初に一度だけスケールで量って、 「このスプーンでこれくらい」と感覚をつかんでおくと楽になります。
ミルクや砂糖を入れるなら、どうしたらいい?
ミルクを入れる場合
ミルクを入れるとコーヒーの風味がやわらぐため、 +1gしてから淹れるとバランスが取りやすくなります。
砂糖を入れる場合
先に砂糖で調整するより、 まずコーヒー自体の量を整えるのがおすすめです。
飲む量や時間帯が気になるときは、どう考える?
コーヒーの感じ方には個人差があります。
・飲んで不調を感じたら量を減らす
・夜は少なめ、またはカフェインレスにする
・無理に我慢しない
「心地よく飲めているか」を基準にすればOKです。
まとめ|コーヒーで迷ったら、こう考えてください
・迷ったら10gから始める
・合わなければ1gずつ調整
・「おいしい」と感じたら、それが正解
コーヒーは、頑張らなくても楽しめる飲みものです。
「どうしたらいいの?」と迷ったときは、 この記事の考え方を思い出して、気軽に試してみてくださいね ☕🌿



