家族の介護で困るのは 臭いです。
特に尿臭はキツイ。
介護用防水シーツなどは普通に洗っても臭いが取れません。
そこでこのように洗えば臭いがかなり取れるという洗い方を知ってください。
この洗い方は介護用防水シーツだけではなく下着やパジャマでも使えますのでかなり快適になります。
尿臭取る洗い方
私が実際にしている洗い方です。
洗濯機
二層式洗濯機
二層式洗濯機は湯沸かし器からホースを引いてお湯が入るようにしています。
なぜ二層式洗濯機洗濯機なのか?
洗濯機と言うよりも便利なバケツと言う認識です。
- 水やお湯がその場で入る
- すぐ脱水できる
- 水が抜ける
これが全自動とかになると好きなようにできません。
二層式洗濯機はこういう場合に大活躍してくれます。
尿臭取るのに用意する洗剤
- 中性洗剤
- 過炭酸ソーダ
- メタケイ酸ソーダ
- アンモニア水
- 酢酸
ネットでも買えます。
過炭酸ソーダ
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メタケイ酸ソーダはネットで見るとこんなものがその成分が入ってます。これで代用できます。
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アンモニア水
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酢酸 ※燃えますので取扱いは慎重に。
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洗い方
まず、60度くらいのお湯を張ります。
水ではこれらの洗剤や薬剤が効かないからです。
張れたら中性洗剤、過炭酸ソーダ、メタケイ酸ソーダ、アンモニア水を投入します。
みるみる泡が出てきます。
そこに介護用防水シーツやパジャマや下着を入れて洗濯します。
みるみるお湯は尿の汚れが溶け出し黄色くなるはずです。
今までの頑固な尿汚れなどが薬剤で溶けだしているのです。
※過炭酸ソーダとメタケイ酸ソーダでアルカリ性にしています。
人の皮脂は脂なので溶かしやすいのです。
後で酢酸にて中和します。
15分も洗えば十分に汚れは取れています。
次に脱水層に移し脱水します。
二層式洗濯機はその都度脱水できるので汚れを取り除きやすいのです。
洗濯とは汚れの除去です。いかに汚れを離すかということです。
一回すすぎを入れてまた脱水。
2回目のすすぎの時に酢酸を投入して中和します。
これでぬめりが無くなります。そして脱水。
もう一度すすいで終わりです。
お湯が必用な訳
一般家庭の洗濯機は普通、水道使っているだけなので温度が掛けれません。
洗剤にしても薬剤にしても温度が掛からないとその効果が発揮できないのです。
洗剤に酵素が入っているとうたっている洗剤にしても入ってはいるものの
水ではその効果が見込めません。
食器を洗う時水で洗いますか?
お湯使ってませんか?
お湯だと水切れもいいですよね。
洗濯も同じです。
上記で書いた「酵素」にしてもその温度で効くようになっています。
例えばミカンの缶詰のミカンの薄皮ありますよね。
これは薄皮だけを溶かす酵素がありその温度で効くようになっています。
またイカの皮だけ溶かす酵素など世の中には色々な酵素が存在します。
全ては温度なのです。
洗剤にしても温度が掛からないとその効果が発揮できません。
今回はメタケイ酸ソーダが60度くらいでないと効果が発揮できない為に60度にしています。
この薬剤は元々脂分を落とす効果がありますが 人の皮脂も落とす効果がありますので。
尿以外の臭いの原因の皮脂もきれいに落とし 洗ったものの臭いがきれいに取れます。
もちろん100%ではないもののかなりの臭いが取れます。
私の感覚で95%は臭いが取れてます。
介護用防水シーツなどは臭いが付く最たるもので一番臭いのきついものであるために私はこのように洗っています。
おかげで臭いが気にならなくなり日々の介護のストレスも軽減されています。
家族の介護で臭いに悩まされていたならやってみてください。
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