わらびのあく抜き|失敗しない基本のやり方と下処理のコツ
春になるとスーパーや直売所で見かける「わらび」。
山菜ならではの風味が魅力ですが、正しくあく抜きをしないと苦味が強く残ってしまうことがあります。
この記事では、
- わらびのあく抜きが必要な理由
- 初心者でも失敗しにくい基本の方法
- 重曹を使う場合の分量と時間
- よくある失敗例と対処法
- あく抜き後の保存方法・おすすめ料理
を、料理初心者の方にもわかりやすく解説します。
そもそも、わらびのあく抜きはなぜ必要?
わらびには、独特のえぐみ・苦味の原因となるアク成分が含まれています。
このアクをそのままにすると、
- 苦くて食べにくい
- 料理全体の風味が悪くなる
- 口に残る不快感が出やすい
といった原因になります。
そのため、調理前に必ずあく抜きを行うことが大切です。
わらびの下処理|あく抜き前にやること
① 根元の硬い部分を切り落とす
わらびの根元は硬く、食感が悪いため、
1〜2cmほど切り落とすのがおすすめです。
② 軽く洗って汚れを落とす
土やゴミが付いていることがあるため、
流水でさっと洗ってからあく抜きに進みましょう。
【基本】重曹を使ったわらびのあく抜き方法
家庭で最も手軽にできるのが、重曹を使った方法です。
用意するもの
- わらび
- 重曹(食品用)
- 熱湯
- 鍋または耐熱容器
手順① わらびを並べる
鍋や耐熱容器に、
わらびを重ならないように並べます。
手順② 重曹をふりかける
わらび全体に、
熱湯1リットルに対して小さじ1/2程度の重曹をふりかけます。
手順③ 熱湯を注ぐ
わらびがしっかり浸かるまで、
熱湯を一気に注ぎます。
手順④ フタをして放置
そのままフタをし、
6〜8時間(目安は一晩)置きます。
手順⑤ 水にさらして仕上げる
水が茶色くなったら、
流水で洗い、きれいな水に30分〜1時間ほどさらすと完成です。
あく抜きができているか確認する方法
あく抜きがうまくできているかは、
- 水が茶色〜薄茶色になっている
- わらびを少しかじって苦味が少ない
といった点で判断できます。
苦味が残る場合は、再度水にさらす時間を延ばしましょう。
よくある失敗例と対処法
重曹を入れすぎた
重曹が多すぎると、
わらびが柔らかくなりすぎたり、風味が落ちることがあります。
▶ 対処法:
流水でしっかり洗い、長めに水にさらすことで改善する場合があります。
あくが残って苦い
放置時間が短いと、あくが抜けきらないことがあります。
▶ 対処法:
再度きれいな水に数時間さらすか、軽く再処理しましょう。
あく抜き後の保存方法
あく抜き後のわらびは傷みやすいため、保存方法も重要です。
冷蔵保存
- 水に浸した状態で保存
- 毎日水を替える
- 保存期間の目安:2〜3日
冷凍保存
- 食べやすい長さに切る
- 水気を切って保存袋へ
- 保存期間の目安:約1か月
あく抜き後のおすすめ料理
下処理したわらびは、さまざまな料理に使えます。
- わらびのおひたし
- 煮物
- 卵とじ
- ナムル
- 味噌汁の具
山菜特有の香りを楽しめる、
シンプルな調理法がおすすめです。
よくある質問(Q&A)
Q. 重曹がない場合はどうする?
木灰を使う方法もありますが、家庭では入手しにくいため、重曹が一般的です。
Q. あく抜きしたのにぬめりが出るのは大丈夫?
多少のぬめりは自然なものです。気になる場合は流水で軽く洗い流してください。
Q. 生のまま保存してもいい?
生のわらびは傷みやすいため、購入後は早めにあく抜きを行いましょう。
まとめ|わらびは正しいあく抜きで美味しく楽しめる
- わらびは必ずあく抜きが必要
- 重曹+熱湯+時間が基本
- 失敗しても水にさらせば調整できる
- 保存方法を守ることで安心
正しい手順で下処理すれば、
わらびは春ならではの美味しい食材になります。
ぜひ、ご家庭で安心して楽しんでください。

