雪が積もるとニュースでよく事故を伝えています。軽い事故でも事故は事故 後の保証やなんやかんやでかなり面倒なことになります。
そのくらいですめばまだいいほうで
あなた自身の命や家族の命まで奪われる事態にもなりかねません。
そんな雪道の事故はできるだけ避けたいと思っているあなたに少しアドバイスです。
雪道の種類を知る
雪道と言っても様々です。
一つとして同じ状態の雪道はありません。
- じゅるじゅるの雪道
- サクサクの雪道
- カチカチの雪道
- ぼこぼこの雪道
思いつくだけでもこんな感じの雪道が想像できます。
雪道をどう走るか
アクセルは踏み過ぎない
ハンドルは穏やかに回す。ぼこぼこの道路だとキックバックで手首を炒める恐れがあるので
その時は軽くもってハンドルを手の中で遊ばせる。
ブレーキは早めに踏み始め ゆっくりと減速していく。ABSがかからないように止まるのが理想的です。
積雪があると
中央線なども見えません。
側溝も分りません
歩行者も見えにくい
降雪があると フロントガラスに向かって雪が降りそそぐので 雪に惑わされないように道路を意識して見る。
カーブでは外に膨らみやすいので 十分な減速してから曲がるように心がけましょう。
駆動別の車の特性
自動車の駆動系には5種類あります。
FF車
FR車
4WD車
RR車
MR車
FF車
これはフロントエンジンフロント駆動の意味です。
アクセルを踏むと前輪が回るという意味です。
雪道には強く 前輪が引っ張っていく感じの走り方になります。
チェーンを掛けるときは前のタイヤにかけます。
FR車
これはフロントエンジンリア駆動の意味です。
アクセルを踏むと後輪が回るという意味です。
雪道には弱く 後輪が押し出す感じの走りとなります。
アクセルを踏みすぎると後輪が横滑りしお尻を振りやすいです。
チェーンンを掛けるときは後輪にかけます。
4WD車
これは4輪とも駆動するタイプです。
雪道には抜群の性能を発揮します。
車によって
フルタイム4WD
パートタイム4WD
があり フルタイムは常時4WDでタイヤの滑り具合で4WDの駆動割合が変わるものもあります。
パートタイムは車内にボタンやレバーがあり自分で2WD・4WDを切り替えるタイプです。
このパートタイム型は直結の4駆となりせまいところで曲がると車が動かなくなる(内輪差を吸収できないため)ことがあります。
その時は4駆を外してみましょう。
RR車
これはリアエンジンリア駆動という意味です。このタイプはなかなか少ないのですが
有名なものでポルシェがこのタイプですね。昔のスバルサンバーもこれです(畑のポルシェと呼ばれています)
雪道には弱く 前の荷重が少ないので雪道は危険です。
MR車
これはミッドシップと言って車の前輪と後輪の間にエンジンを積み後輪を駆動するタイプの車です。
有名なものではフェラーリやホンダNSXなどがそれにあたります。
RR車よりはましですが やはり雪道には向いていません。
スポーツタイプが多いので車高も低く 雪道で走らせる車ではありません。
まとめ
あなたの車の駆動方式をよく理解して滑るとどのような特性が出るのか十分に理解して運転しましょう。
広い場所や 何も他に車が通っていない時などに 一度雪道上でブレーキを思いっきり踏んで
どのくらい踏めば滑るのか どのくらいのハンドル操作をすれば滑り出したりするのかなど
自分の車の限界を知ることは その後の運転に安心感を与えます。
一度そういったことを経験しておけばあなたの運転が上手になります。
あくまで安全を確保してからの話なので十分な注意が必用です。
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