地蔵盆とは 京都 2018

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地蔵盆は全国的にあるのかないのか?ちょっと分かりませんが京都の地蔵盆をご紹介。
一般的な盆が開け その後行われる地蔵盆とはどんなことをするのでしょうか?という方に向け説明します。
これもその地域によってかなりやり方も変わったりしますから私の説明がすべてではありません。
あなたの地域の方々に聞きながら参加してくださいね。

最近京都でも地蔵盆をする自治会は80%ほどだとか・・。
これも最近の若い家族は地蔵盆に対してあまり関心が無くなってしまったり

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昔ながらの町屋がマンションに変わってしまったりで関心が無くなってしまってるところに問題があるようです。
そしてお地蔵さんの置き場所とかの問題もあったりして お寺にお地蔵さんを返してしまったりと
昔ながらの風物詩も危機を迎えています。
段々と京都らしさが無くなっていってるんですね・・・。

 地蔵盆とは 

元々地蔵お地蔵さんとは何なのでしょうか?

という疑問が出ると思います。
お地蔵さまは

その地域で幼くして亡くなった子供を弔うためにお地蔵様を作ってお寺で魂を入れてもらいます.
その子が住んでいた地区に置くのかどうかは分かりかねますが 地域の方がお寺でお地蔵様をお借りして自分の地区に置きます。

この地区というのも大きなくくりではなく「隣組」単位での話。
小さなコミュニティーでお地蔵様を大事にして その地区の子供たちを見守ってもらおうというのがお地蔵様です。

年に一度 そのお地蔵様を飾って 近所の子供たちが集まりその日は一日お地蔵さまと遊んで
日頃の感謝とこれからの見守りをお願いするのです。

大人たちはお地蔵様に御馳走を作り お団子や果物・お菓子などをお供えして最後にはご詠歌をあげて終了となります。

地蔵盆の日は決まっていて 8月23日 が地蔵盆です。

 地蔵盆の飾り 

お地蔵様を飾るのもその地区ごとで大きく変わります。
隣組で購入した

祭壇

など代々続いている備品を各家で保管しておいて23日当日に皆で持ち寄り組み立て飾ります。
家の事情で保管できない人は 余裕のあるおうちに預けていますが基本皆で手分けして1年保管します。

子供が生まれるとこの日のために 子供の名前の入った提灯を作って飾ります。
大きくなった子供の提灯も飾って 皆であの子も大きくなったなと懐かしんで話したりするのも地蔵盆ならではです。

 地蔵盆の準備 

地蔵盆のために事前に隣組で集まりがあり そこで組長さんを中心として今年の地蔵盆の準備をします。
お供え物の

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  • 団子・おかずの当番
  • 花を買ってくる当番
  • 笹を切ってくる当番

など皆の得意分野で決めています。

団子やおかずは前日に買い物に行き花も事前に予約しておきます。

地蔵盆の会場はそれぞれで 組長さんの家とか集会所、または家の前に拾う場所のあるおうちなど様々です。

地蔵盆

子供達もお地蔵さんを洗って乾かしお化粧したりします。このとき色を塗れるのは上級生だけとか
子供の中のルールがってこれはこれで序列ができ 子供も社会を体験します。
こういったことで近所の子供同士が仲良くなるきっかけになり子供同士仲良くなります。

地蔵盆

 地蔵盆当日 

当日は朝に集まりみんなで飾り付けです。皆ででやれば1時間もすれば完成しますから
会社に行くのをこの日だけは遅らせている人もいます。
やはり地蔵盆というのは京都では大事な行事でその辺りは理解があります。

飾り付けが終わると子供たちが集まり この日一日お地蔵様の前で遊び
その姿をお地蔵さまに見てもらいます。
お地蔵様も元々は子供ですから 一緒に遊んでるんでしょうね^^

そして子供同士他の会場に遊びに行ったりして自分のところの飾りつけと見比べたりして
そこでおやつもらったり そこの大人と話したりしてより社会性を広げていきます。

 地蔵盆 ご詠歌 

地蔵盆も終盤になり 隣組のご婦人たちが集まってご詠歌をあげます。
ご詠歌は知らなくても 本がありますし他のご婦人に倣って詠っていれば大丈夫です。

 地蔵盆 片付け 

ご詠歌が終わると片付けです。男の方たちも出てきてみんなで片づけて
そのあと大人はみんなでご飯を食べに行ったり その場で飲んだりして
大人同士の交流を深めます。
同じ隣組でも普段そんなに話したりしないこともありますし
こういった集まりで隣組の結束を固めるにはいい機会ですね。

地蔵盆

  地蔵盆 まとめ 

 
地蔵盆は 亡くなった子供をお地蔵さまとして町内に迎え入れ
地域の子供を見守ってもらえることをお願いするとともに感謝をささげる行事です。
この行事を隣組ですることで隣組の結束を固め仲良くなることも目的になり

子供たちは子供同士仲良くまた、社会に触れることで人間性を高めていく効果もあります。

地域のそれも極近所の行事です。進んで参加しましょう。

 

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