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消防操法空操法から水出し操法の違い

水出し操法重要

常に水出しで操法ができない団は 予選は空操法で 選出されたチームはそこから水出し操法になるところも多いようです。

空操法と水出し操法との違いや注意点を考えてみました。

 水出し操法でどの用員が重要か 

一番重要な立場になるのは

4番員

です。

空操法ではやってるフリで済みましたが 水出しでは実際に水を出して的を落とさないといけません。

4番員のスロットル加減が一番重要になってきます。

圧力を上げすぎると 減点  0.4mPa を超えないように気をつけなければなりません。

スロットルを回すのが遅いと 圧力が上がらず時間がかかってしまいます。
このときのコツは最初に素早く上げて 後で下げながら調整することです。

ここで重要なことが一つ。

車のポンプ性能が重要だということ。

真空を何秒で取れるか?  ここにかかっています。

10秒以上かかると 2番員が「放水はじめ」で4番員に対峙するとき4番員がぎりぎりで応対することになります。

1線50秒を狙うようになると そういうことが起こってきます。

真空が5秒ほどで取れるポンプ車なら 4番員の余裕の時間が取れます。

できることなら その団での最新のポンプ車が使えるといいですね。

 水出し操法で重要な訓練とは 

一番大事な訓練は 1番員と4番員の訓練です。
1線は1番員が的を落とすところでタイムが取られます。
1番員は水が来て体が振られるようでは減点です。
1番員のしっかりとした態勢も重要ですが 4番員のスロットル加減が一番重要です。

第3ホースの余裕ホースに水が届くかどうかというところでスロットルを絞って圧力を弱めます。
この弱めるタイミングが重要で
ここの調整で 1番員が振られるか振られないかが決まります。

イメージとしては余裕ホースまでは0.4mPaで突っ走り そこで弱めてやる。ってところでしょうか。

もちろん1番員の余裕ホースの形状にも寄りますので スムーズに水が通るような余裕ホースを作らなければなりません。
1番員の余裕ホースの投げる訓練を十分にしましょう。

真空が速く取れるポンプ車だと 1線48秒も可能です。
ただし節度をないがしろにしての48秒では意味がありません。
節度をつけながらの48秒はもう大会優勝候補ですね。

 水出し操法 4番員気をつけるところまとめ 

  • ポンプの操作に慣れ 自分のものにできるかどうか
  • 余裕ホース手前で圧力を抜くタイミング 抜く加減
  • タイムに気を取られ 規律をおろそかにしないこと

 水出し操法 1番員気をつけるところまとめ 

 

  • 余裕ホースの形状
  • 水が来るまでに操作を完了し待ち受ける
  • 水が出ても振られない体力と態勢保持の体力

 水出し操法 その他の番手  

2番員も水を出しますが2線は圧力が弱まるため1番員のようなことはありません。
しかしその体力は十分に作っておかないと2線のタイムを縮めるほうが難しいので60秒を目指すのであれば
2番・3番の体力はかなり重要です。
同じくタイムに気を取られ規律がおろそかにならないように気をつけましょう。

指揮者は水が出てもあまりすることは変わりません。自分の減点を最小限に抑え
活発な動きと元気で明瞭な文言で活発さを作っていくことが大事です。
そのチームのまとめ役としていかに揃えるところは揃えられるかみんなで話し合い仕上げていきましょう。

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