ダッフルコートのボタンっていったいどういう名前なの?そもそもボタンなの?
という疑問にお答えします。
ダッフルコートのボタンの名
- ダッフルボタン
- トグルボタン
と言います。
結構そのままです^^
ボタンの方が トグル
輪っかが ループ
と言います。
ダッフルコートのボタンのなぜ
なぜこのような格好のボタンなのでしょうか?
それはこのコートはもともと北欧の漁師の仕事着だったのですが
軍用に広く使われるようになりました。
このようなコートを着なければならないときは
寒い!
そんな時は必ず手袋をしています。
ボタンを留めるのに手袋をしたまま止めることが可能なようにこのボタンが採用されました。
素早くボタンが留めれる、外せるように考えられたのです。
今ではファッションでかわいらしく見えるダッフルコートも元をたどっていけばそういったことが始まりなんですね。
ダッフルボタンの種類
軍用では木と麻紐なんですがファッション性を持たせた今では
動物の角や革の紐 プラスティックや合皮の紐などでいろいろと種類があります。
ダッフルの意味
ダッフルコートの「ダッフル」っていったい何のこと?
これは
ベルギーの「デュフェル」(Duffel)から来ていてこれを英語読みすると「ダッフル」となります。
デュフェル(Duffel)でコートが作られていたわけではなく
この地で織れていた生地があったのですが厚手のウールで織られていた生地が
弾力性があり安価に作ることができると弾薬を入れる箱の内張に使われていました。
この生地が評判がよく「ダッフル」と呼ばれるようになりその後、この生地でコートを作ったのでダッフルコートと呼ばれるようになりました。
最初は北欧の漁師さんが着ていたのですが この生地は水が沁み込みにくく
荒れた冷たい海で波をかぶっても体が濡れにくかったことで漁師のアウターとして人気が出たのです。
その機能が今度は軍用に使われるようになったのですね。
このボタンはクリーニングに出すとプラスチックのトグルは割れたりします。
こうなると交換は難しく 新たなトグルを買って付け直さなければなりませんが
しっかりと縫ってあるので素人では無理です。
プロにしてもらわないといけませんが 料金は高くつきますね。
それにほぼ同じものはありませんから
3つなり4つなり揃えて買わなければなりません。
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そうならないようにクリーニング屋さんではトグルにカバーを付けて洗っているところもあります。
割れると大きな損害ですから 気を付けてクリーニングしていますね。
動物の角系・木系はほぼ割れることはありません。プラスチックのものは割れやすいですね。
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