白い綿ブラウスの衿回りが黄色くなってきたので自分で漂白したら余計に黄色くなってしまったっていう経験はありませんか?
もうこうなったらどうしようもない・・・・アキラメてませんか?
そんなになっていても直せる方法があるんです。
こうすれば直せるって方法がありますよ^^お気に入りの白い綿ブラウスまた着れますよ♪
塩素系漂白剤の危険性
白い綿を塩素系漂白剤で漂白しませんでしたか?
いわゆるハイターってやつですね。
このハイターは布巾を漂白したりするのにはいいのですがお気に入りに洋服に使うことはお勧めできません。
今回黄色味が増したということで それは多分衿回りなど直接肌が触れているところは
皮脂が付いています。この皮脂はいわゆる油ですから 普通の洗濯では 水と油の関係で落ち切らないんですね。
界面活性剤が油と水とを混ぜてはくれますが すべて取れるわけではありません。
その脂分と塩素とが反応して黄色くなってしまったと思われます。
ポリエステルだとピンクになったりする場合もあり 塩素系漂白剤は最終手段として使うようにしなければ危険です。
酸素系漂白剤の安全性
これに対し酸素系漂白剤は安全な漂白剤です。成分は過炭酸ソーダを使ってるものが大半です。
水で混ぜたものがオキシドールですが オキシドールは安定剤として硫酸が入っているので 黄変の元となります。ので使わないように。
酸素系漂白剤は 水では反応が遅いのでぬるま湯程度の温度で使うといいでしょう。
塩素系漂白剤と違って 色柄ものも色を落とさず黄色みだけ落としてくれるので安全です。
ただ、シルク系の濃い色のものには色を落とす可能性が高いので使わないこと覚えておいてください。
使う前に目立たないところに少し付けて試してから漂白するのが一番安全です。
黄色くなったりピンクになった場合の戻し方
今回の白い綿ブラウスの衿回りがが黄色くなったのは皮脂が残って それが塩素と反応したということで
まずドライクリーニングで一度皮脂の脂分を落としてから手を付けたほうがいいとおもいます。
ドライクリーニングは家庭ではできないのでクリーニング屋さんで「ドライでお願いします」と言って洗ってもらってください。
白の綿だと水洗いするお店が多いと思いますので そのように言ってください。
※家庭でドライができるとかいう洗剤みたいなものは このドライクリーニングとは全く違うものなので気をつけてください。
ドライクリーニングとは 早く言えば臭くない灯油で洗うということです。
油は油で洗うときれいになります。
クリーニングから帰ってきたら 多分ここでだいぶ薄くなっていると思います。
その次にホームセンターやスーパーで「ハイドロ」と書いた漂白剤を買ってきてください。
このハイドロとはハイドロサルファイトというもので 塩素系漂白剤でおかしくなった生地を元に戻す事ができます。
説明にもそのように書いてあるはずです。
そのハイドロをぬるま湯に溶かし ブラウスを浸けてしばらくして黄色味が無くなれば
また普通に洗濯すれば大丈夫です^^
まとめ
まずは最初から塩素系漂白剤を使わないというのが大前提です。なんでも塩素系ではなく
まずは酸素系漂白剤でやってみる!
それで大概漂白は成功すると思います。反応が薄ければ濃さ・温度調整でやってみてください。
塩素系は最終手段で その服がどうなってもいいや!という覚悟でするのならいいと思います。
しかしまずはプロのクリーニング屋さんに出して落としてもらうのが一番いいと思います。
その時朝出して夕方渡すようなクリーニング屋さんは 落とせないと思うので・・・。
と言うか落とさないのでそういった訳有品はちゃんとしたクリーニング屋さんに預けたほうが懸命です。
ちゃんとしたクリーニング屋さんには「LD」「S」マークがあり「クリーニング生活衛生同業組合」という全国組織ですから安心です。
その中でもしみ抜きに長けたお店であれば確実にきれいにしてくれます。
速いクリーニング屋さんは5時に渡すことが最優先で消費者のためではなく工場に衣類を溜めたくないので早く渡すのです。
その時綺麗さは追求していません。
普段着などを出す場合は安くて速いのでとってもいいのですが・・・
訳ありのものは「LD」「S」マークのお店がおすすめです。お店を使い分けるととても便利ですよ^^
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