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消防団操法「集まれ!」までですでに勝負は終わっている説

消防 操法 練習方法

消防団操法訓練ご苦労様です。
今年も始まっていますね。
今年こそはと思って訓練されている方や今年も勝たなくてはと思っていらっしゃる方
既にご存知とは思いますが 操法の可否は集まれまでですでにもう勝負は付いています。

集まれ!までを見るとそのチームがどれだけできるかはわかってしまうからです。

審査には関係のない待機線の前に集まる所でもそのチームがどういった操法をするのか分ります。
要員の雰囲気、たたずまい、しぐさ、服装、間のとり方
特に服装ですね ベルトの金具の位置、ベルト周辺のシワの処理 上の制服とズボンとのラインの合わせ方、
基本の姿勢など見るべきポイントは多くありますが
こういったことは一目でできるかできないか分ってしまいます。

 消防団操法 待機線の入り方 

ここは指揮者の「待機線に集まれ」で要員が入るところも合わせて入ることが肝心です。
揃えるところはとことん揃える。
白線のどこに踵を揃えるか 中央なのだったら要員みんながそのようにそろえる
足の開きは25センチきちっととる。
後ろ手に組んだ手の組み方、その位置、どの指を握って親指はどう折るのかなど揃えるところはたくさんあります。
ヘルメットの線が並行で要員が揃っているか。
目線はどこを見ているのか。
などきれいに入るともう見た目でここはやるな!という雰囲気が伝わります。

 消防団操法 集合線への集まり方 

ここが一番の見せ場になります。
ここで要員が一糸乱れぬ動きで集合線上にピタッと集まればもう勝ったも同然です。
それほどこの集合線に集まるということは難しく一朝一夕ではできない技ですね。

このため、指揮者の「集まれ!」のタイミングもいつも同じリズムで言わないと要員のリズムも崩れます。
指揮者は下命位置に到着し要員の方を向くタイミング、一旦静止して声を発するタイミングがいつも同じになるように心がけましょう。

要員も「集まれ!」で揃って発進し元気よく活発に見えるように意識しましょう。
後ろ手を気を付けにするとき、駆け足で手を引き上げる時のスピード、拳の位置、
一歩目の左足を踏み出す元気よさ、その時の目線、停止時の引付、手を下ろすスピード、その位置、
もちろん線上のどこに合わせて要員が止まるか。

ここの動きを見るだけでこのチームの実力が分ります。

 消防団操法 想定の文言 

想定の文言のリズムも大切でリズムよくテンポよく

「火点は前方の標的、、水利はポンプ車(ポンプ)右側後方防火水槽、、手びろめによる、二重巻きホース一線延長、、、乗車!」

「、」は間を取るイメージにしてみました。この間があるのとないのとでは指揮者が焦っているようにも感じ取られますし
落ち着いているところを見せるにはこういった間はとっても重要です。
緊張して焦るとどうしても早く終わらせようとする気持ちが出て文言が早くなりがちです。

そして「乗車!」は指揮者前半の見せ場です。はっきりと大きな声で下命しましょう。

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