自宅介護の家族が亡くなったら 葬儀まで

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自宅介護の家族が亡くなった場合どうするか?
とても心配なことですね。

経験者である私の場合の備忘録です。あなたの参考にしてください。

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 自宅介護の家族が亡くなる前にしておくこと 

うちの場合は寝たきりで病気は無しという状態でした。
日々ヘルパーさんや訪看さん医師 ケアマネさんにお世話になって過ごしていました。

しかし高齢のため老衰という感じで命を閉じることになりました。

医師からは もし亡くなっても 救急車は呼んではダメということでした。
救急車を呼ぶと死因を確認するため警察の検死が必要になるからです。

亡くなったときは普段からのかかりつけの先生を呼べば 簡単に死亡届を出してくれます。
ただし普段から医師に診てもらっている必要があります。

自宅介護で家族が亡くなる前には 訪看さんを呼び 
というか隔日とかで来てもらっていると
今週辺りもう駄目ですね・・・とか言ってくれます。
長年の経験でいつ亡くなるかは大体わかるそうです。

 自宅介護の家族が亡くなったらすること 

亡くなったら訪看さんを呼びます。そうしたら訪看さんが医師を呼びます。
今までお世話になった訪看さんをたて訪看さんから医師を呼んでもらいましょう。

そしたら次に葬祭センターに連絡し 来てもらいましょう。
そこでいろいろとアドバイスがあります。
その通りに行動するとスムーズに事が運びます。
どこのお寺なのかはしっかりと伝えましょう。
これで葬儀のスタイルが決まり 葬祭センターからお寺にも連絡が行きます。

ます医師の診断で死亡が確認され 死亡診断書が出されます。

死亡診断書をもらったらそれを5枚ほどコピーして持っておきましょう。
後に保険やなんやかんやで使うことがあります。

 死亡後役所に行く 

死亡診断書を役所に持っていきます。これは原本を提出します。
役所では深夜でも休日でもこういったことは受け付けてくれます。

役所で亡くなった方の名前・住所・本籍 
来た人の名前・間柄・住所・本籍などを記入して
念入りに確認がされ受理されます。
この時 印鑑・霊柩車使用料(数千円)が必用でした。

自治体によってはお見舞金が 保険証など返したときにもらえる場合もあります。
うちの自治体では5万円です。

ここで新聞の死亡欄に載せるかどうかも聞かれます。

 死亡後お寺に行く 

次にお寺に行きます。
行く前に葬祭センターのスケジュールで空いてるところで大体の予定

日にち
時間

ここをしっかりと葬祭センターに聞いておくことが重要です。
その空いてる日時をお寺に告げ お寺もその日が空いてるとそこで葬儀が可能となります。

お寺では戒名を作るためいろいろと故人のことを聞かれます。
あなたの個人についての情報で戒名が作られます。
なのでどんな故人であったか 把握しておく必要があります。

そこでお寺に納めるお布施(金額)もわかります。

これは葬儀のお坊さんの数・戒名により変わります。

よく言われる院号付きというのが最高位で 高額です。一度院号を付けてしまうと下げられないということになってしまいます。
金額もかなり違いますのでよく考えましょう。代々続くことですので重要です。

 死亡後の枕経 

ここでお寺から枕経の時間が伝えられます。
そのことを葬祭センターに伝えましょう。
枕経セットをそれまでに持ってきてセットしてくれます。
また、ドライアイスなどで故人が傷まないように処置してくれます。

枕経に来てくれるお坊さんを迎えに行き家に来てもらいます。
枕経をしていただきここで故人は仏様になります。
これが済むまでは「病人」なので線香をあげたり数珠で拝んだりはしてはいけません。
まだ人間なんです。

枕経が済むと 線香を絶やさないように気を付けます。

 通夜までにしておくこと 

通夜までの間となり組さんなどにお手伝いを頼みます。
受付・会計・お坊さんの送り迎えなどは隣組さんやあなたの同級生・同僚などに頼みましょう。

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また、
親せきや取引先・会社関係に亡くなったことを伝えたり
親せきに生花や灯ろう・金バス銀バスなどのお供えもののお願いをしたりします。  
と同時に葬祭センターさんと 

祭壇のクラス
通夜礼
会葬礼
などの品を決めたり

通夜の時のお弁当の配る範囲やその値段などいろいろと聞かれながら決めていきます。
あなたが葬儀に行った経験が多いならその辺りの情報で センター側に主導権を取られないようにしましょう。
いくらでも高くなってしまいます。

弁当は足らないと親戚の分から回したりしますが 余分を作っておくくらいが安心できます。
余るのはいいけど足らないのが一番困りますからね。
最近では仕出し屋さんもスピードアップで すぐに対応してくれるところもあります。

通夜まではあわただしくあっという間に時間が過ぎます。
一度落ち着いたら 抜けてるところが無いかどうか思い返しましょう。
早いうちであれば対応できますから。

一番多いのが
伝え忘れ です。誰に連絡したかどうかもう一度思い起こしましょう。 

 通夜・葬儀に関して 

通夜葬儀に関しては葬祭センターがみな進めて行ってくれます。
あなたは喪主としてしなければならないことは。

受付・会計などお手伝いしてくださるみなさんに挨拶
弔問に来てくれた方へ声をかける。

など始まってしまうとすることはありません。
あなたが会場にいることが仕事です。

通夜・葬儀の終わりに遺族代表で挨拶をするこれが一番の大仕事でしょう。

 遺族代表の挨拶について 

この挨拶でその通夜・葬儀の良しあしが決まると言っても過言ではありません。
これ一番大事です。

参列してくれた方は 故人がどのようなことが原因で無くなったか?

という分部が一番知りたいところだと思います。
葬祭センターからあいさつ文例をくれますが
それでは余にも形式過ぎてそっけないものになります。

ここは通夜・葬儀の最後の見せ場です。
あなたなりに故人の生きざまをここで披露し
式をうまく締めくくりましょう。

どんな人生を送ってきたか
どんな病気だったのか
いつから悪くなったのか、その様子
どのような最後だったのか

などですね。自宅でお世話をしていたらこういったことは結構しゃべれると思います。

通夜の場合は翌日の告別式の参列のお願いもしておきましょう。

この挨拶は告別式での最後の挨拶もありますので
通夜に来ていた方は同じことを聞かなければならないので少し中身を変えるといいですね。

 葬儀が終了したら  

葬儀が終わったら 出棺です。
喪主は皆さんにご挨拶をして式場を後にします。
この時「火葬場使用許可証」を忘れずに持っていきます。
この紙は役所に行った時にもらいます。

骨拾いまでは仕上げをします。
仕上げとは 集まってくれた親戚や濃い関係の方々・隣組さんにご飯を食べてもらって昨日今日のお礼をします。
喪主は お酒を注いで回り感謝を伝えましょう。
ここでの気遣いは大事です。

帰宅してからは 香典の確認をします。
誰がいくらくれたのかちゃんと確認しておき
また、その方の家で不幸があったとき 香典帖をみて同じだけ返すのがマナーです。

  葬儀翌日しないといけないこと 

翌日は 隣組さんにお礼のご挨拶をして回ります。
この時は言葉だけで結構です。午前中に回っておきましょう。

後日お礼の品と共にしっかりとしたお礼に行った方が丁寧です。

街中で香典を頂いた方に出会ったら お礼を言います。
この時しっかりと誰がくれたのか覚えておかないと お礼の言いようがありませんので
くれぐれもしっかりと覚えておきます。

もらってもいない方にお礼を言ったりしないように
逆も、もらってるのに言わなっかたりとかいうことは多々あります。

 まとめ 

葬儀は誰もが不慣れです。要領がつかめている方はごく少数でしょう。
そんな中でも 大事にしないといけないのは

手伝ってもらっての感謝
来ていただいての感謝
香典を頂いての感謝

感謝の気持ちをいかに伝えるかが大事です。
感謝の心があれば 気遣いも自然にできると考えます。

しっかりと故人を送りましょう。

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