テレ朝「10万円でできるかな」のやらせで見るキノコの育て方

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テレ朝「10万円でできるかな」のやらせが発覚し社長が謝罪しましたね。
なんでも10万円で土地を借りてキノコを育て収穫するという企画だったのですが・・・。
肝心のキノコが育たずスタッフが買ってきたシメジを接着剤でくっつけそれをいかにもそこから育ったようにして収穫した!みたいなことをしてしまったようです。

やらせなんかはどうしてもどこからかリークしてしまってばれてしまいますよね・・。
やはり正義感を持ったスタッフだっていますし 許せなかったのでしょうね。

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やらせと演出ってどこかで線を引かないといけませんが
一般人が思う線とtv関係者が思う線って多分違うのでしょうね。
だから視聴者が違和感を感じるのだと思います。

ところでそのそのキノコなんで育たなかったのか気になります。
キノコの育つ条件っていうのを調べてみました。

 キノコの育つ条件 

番組で買ってきたといわれるシメジはどうでしょうか?
シメジの仲間のブナシメジの場合を例にとります。
ところでこのブナシメジっておいしいですよね^^
これを塩コショウでバターで炒めると絶品です。

番組と同じ自然栽培の場合

  • 仕込み時期  2月から4月
  • 培地調製   広葉樹オガコ
           栄養源 米ヌカ:フレッシュフスマ=6:4 培地の10%
  • 水を加えて混ぜる。
    1Kgの菌床であれば100gの栄養源とします。
  • 水分量    62~64%
     この水分量は目安として培地を強く握って指の間から水がにじみ出るくらいです。

培地をガゼット袋というものに入れ
2・3センチの穴を3から6個開ける。
こんなものです。

殺菌

雑菌が入らないようにまずは殺菌します。
98℃以上で4時間が目安。

放冷

20度以下になるように熱を取ります。
このとき膨らんだ袋が収縮するときに周りの空気を吸い込み雑菌が入る恐れがあります。

接種

袋のフタを素早くはずし殺菌したスプーンなどで菌を接種します。
ここも雑菌が入らぬように素早くするのがコツです。

培養

温度変化の少ない場所で5度から30度でできるだけ温度を低めで管理します。

発生操作

袋の上部をカットし鹿沼土などによる覆土処理を施します。

発生

温度は10~20℃
湿度は、70~90%
菌床表面を鹿沼土等で覆って、乾/湿の湿度較差を大きく付ける

収穫

収穫は必ず株ごとにし 育成不良などの物は取り除く。
発生操作後は10日程で発生し20~25日で収穫できます。

簡単にかいつまんでもかなり難しいことが分かりますね。
これをタレントが番組でその時だけやってうまくいくはずがない!!
そんなことが見て取れます。
代わりにスタッフがずっと世話していたかというのもそうそうこればかりしている訳にもいかないでしょう。

菌類って難しい物なんですね・・。

 キノコ栽培キット 

でも家庭でキノコを育ててみたいって方もたくさんいます。
そのような方々はこんなものを買ってキノコ栽培を楽しんでいますね。
これで一度やってみれば面白そうです。

うまくいかなかったらスーパーで売ってるキノコが神々しき見えますね^^

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 キノコ通販 

いやもう食べるだけでいいって方はこれがおいしいですよ^^

シメジ料理の注意

ところで料理時に気を付けなければならないことがあります。
身をもって経験しました・・。

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