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夏物衣類のクリーニングと仕舞い方

夏物衣類 洗濯

夏物衣類の衣替え始めていますか?
夏物衣類は気をつけてクリーニングしておかないと来年の夏に着れなくなってしまうこともあります。
正しいクリーニングをして仕舞っておきましょう。

 夏物衣類の正しいクリーニングの出し方 

夏物衣類はドライクリーニングと水洗いクリーニングをすると皮脂と汗が落ちて理想的な状態になります。

  • ドライクリーニングだけだと皮脂は落ちるが汗が残る
  • 水洗いだけだと汗は落ちるが皮脂が残る

という状態となります。
これらがそれぞれ残ってしまうと

  • 汗が残った場合
    湿気の多い時期に 汗の成分(主に塩分)が水分を含んでシミになってしまい
    雑菌が繁殖したり 変質して色が変わったりしてしまう恐れがあります。
  • 皮脂が残った場合
    皮脂が酸化して変色したり 虫が食べたりして穴が開いたりする恐れがあります。

これらを防ぐにはドライも水も洗えばどちらの汚れも落ちてきれいになるということです。

ということで夏物衣類はできるだけクリーニング屋さんに出した方がいいです。
その時ドライと水で洗うやり方をしているお店に出すのが必用ですが
やっていない店もあるので聞いてみるなどして確かめましょう。

店側としては手間が増えるのでやっていないところもあります。
しかも水に濡らすと仕上げがかなり手間となるために料金も上がります。

水洗いに向いていない素材の場合は水洗いは危険です。
しかし水洗いが×でも水で洗える素材は多く
ほんとに水洗いできないものは

  • 水洗い✖のレーヨン
  • 水洗い✖のアセテート、トリアセテート
  • 水洗い✖のテンセル

これらは絶対に水洗いしないほうが賢明です。着られなくなる確率は高確率です。
まだまだ新しい繊維がありますから注意しましょう。

 家庭で夏物衣料を洗う場合 

家庭で夏物衣料を洗う場合は 皮脂を落としたいところです。
普通の洗濯ではなかなか落ちないので
クリーニング屋さんでドライクリーニングをしてもらって それを家で水洗いすることもできます。

そしてもう一つ
100均で「過炭酸ソーダ」か「セスキ」を買ってきて
40度ほどのお湯に溶かしそこに漬け込みます。
一旦すすぎその後クエン酸などで中和して
洗濯機で洗うとかなり皮脂は取れます。
ポロシャツやTシャツなど皮膚が直接あたって皮脂が付き臭くなるのもかなり取れます。

この場合注意しないといけないところは

色落ち

です。
「過炭酸ソーダ」も「セスキ」も酸素系漂白剤なのですが
普通は色柄物の色を落としたりしないのですが中には色落ちする繊維があります。

基本的に絹系は色落ちしやすいです。
白いものや薄い色なら大丈夫ですが特に濃い色のものはやめたほうがいいですね
黒のシルクとか紺のシルク、赤のシルクなどはやめておく方が賢明です。

他にもアセテートで水洗いOKの物で色落ちするものがあります。
またジャンバーなどで裏地にアルミが張り付けてあるものがありますよね
これのアルミがはがれる場合も多いです。

家庭で洗う場合は変わったものはクリーニング屋さんに任せるようにした方が安全です。

 まとめ 

夏物衣料は汗や皮脂が残っていると次のシーズンに出してみるとシミだらけとか虫が食ってたりとか変色していたりとかする恐れがあります。
汚れをどちらも落とすときれいな状態で保存され次のシーズンにもまた着ることができます。

どちらも洗えるやり方でしているクリーニング屋さんに出すのが一番ですが
家庭でも皮脂を落とすことはできます。
その場合は自己責任となりますので
色落ち、縮みなどには十分に気をつけて洗いましょう。

それもこれも来年の夏また着るためですよ^^

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