子供会の活動に欠かせない資金源の廃品回収。皆さんどうされています?
最近では廃品回収と言わずに資源回収と呼ぶようになってきていますね。
廃品と呼ばずに資源と呼ぶ。
今の時代に合っています。
ところでこの資源回収ですが行うにあたって段取りがあります。
その辺りのことを。
資源回収の計画
子供会では定期的に資源回収が行われていると思いますが
年度初めは特に夏行事のための資金源として大事な時期です。
その計画は前年度末には新しい役員さんが決まっていると思うので
新年度にむけた会議で議題にあがります。
一番大事なのは行う日です。
地域では他にも資源回収をしている団体があると思います。
例えば
作業所と言われる 障碍者支援の団体です。
ここもその地域の自治会にしてもいいかどうか許可を取ってされますが
ここの資源回収と あなたの子供会の資源回収が近い日に行われると・・・・・
集まりません。
他の資源回収の行われる時期を事前に調べておいて
間隔を空けておかないとせっかくしても集まらないことが起こってきます。
計画はこの他の団体の活動の把握が大事です。
資源回収の告知
あなたの地域の住人の方に資源回収が行われることを知らせないといけません。
子の告知も大事です。
告知方法としては
- 回覧板に載せる
- ポスターを張る
- 近所の人に出会ったらお願いする
などが主な方法でしょうか
ポスターも人が集まるところ
- 公民館
- お店
などもよく目立ちますが
ゴミステーションも効果的です。
ここはみんな行きますからね。
とにかく住民の方に資源回収があることを頭の中に焼き付けることが大事です。
資源回収の段取り
子供会の役員で資源回収のする日が決まったらまずしなければならないことがあります。
回収業者の予定です。
いくらする日が決まっても回収業者が手いっぱいで行けないとかであればできません。
まずは候補日が決まれば回収業者にできればその場で連絡して向こうの予定を聞きます。
日にちが決まれば
- ポスター作り
- 回覧板用のお願い文作り
をして張り出したり 回覧板での告知をします。
だいたい回収業者は前日に籠を持ってきますから 置いてもらうところの場所の確保をしておきます。
いつも車が停まっているようなところであれば事前にその日は資源回収があることを知らせて
前の日からは車を置かないようにしてもらいましょう。
もし停まっていたら持ち主に連絡を取り移動してもらいましょう。
一番困るのがどこの誰の車か分らない時です。
私もこんなことがありました。
業者が籠を置きに来た時 福祉のヘルパーさんの車が停まっていました。
その車があると籠が下ろせません。
近所でヘルパーさんが行きそうな家を訪ねますがどこも違います・・・
車にはその福祉の名前とヘルパーさんの名前の札が置いてあり
たまたまその福祉のところに働いている人を知っていた仲間が連絡を入れて
やっと移動してもらい籠が置けたことがありました。
このようなことがないように事前にパイロンやバリケードで車が入らないように
場所の確保をしておけばよかったと反省しました。
資源回収当日
当日は子供と保護者で回収に回ります。
ここで大事なのは回収する車です。
- 軽トラ
- ハコバン
があれば便利です。
大きなトラックでもいいのですが道が狭いと後ろからくる車が通れなくなったりしますし
迷惑にならないように軽があれば便利ですね。
これらの車は汚れてもいいような車の方がいいです。
こんなこともありました。
段ボールの中にゴキブリがいて出てきたこともあります。
アルミ缶の中が残っていてこぼれたりしたこともあります。
こんなことがあるのでできれば汚れても大丈夫な車がお勧めですね。
私の子供会が集めるのは
- アルミ缶
- 段ボール
- 新聞
- 雑誌
- 牛乳パック
です。
アルミ缶の中にスチール缶が混ざらないようにしっかりとスチール缶は除きましょう。
これは業者が嫌がります。
業者が回収に来たら 誰かその場にいて手伝うと業者さんも喜んでくれますし
やはり次回もあることですから 仲良くなっておいたにこしたことはありません。
資源回収後の補助申請
自治体によっては資源回収で得た金額の何分の一かを補助金としてくれるところもあります。
そのような制度があったら迷わず活用しましょう。
私のところもその年度に集めた金額の何分の一かを補助してくれます。
最初は結構大きいですが2回目以降は少なくなりますがないよりましなので年度末までに申請しています。
あなたの地域でもそのような制度がないか調べてみてください。
資源回収まとめ
子供会にとって資源回収の資金は大きなもです。
なるべく最大限にお金になるように考えましょう。
地域の住民の皆さんにお世話になって 子供は地域で育つということを
保護者もよく理解し地域のつながりを大事にしましょう。
子供たちにも楽しい行事がしてやれますし
子供も資源を回収して環境のことも考えますし
みんなで何かをするということで仲間意識も強くなり
子供の中の上下関係や繋がりの強化にもなります。
地域のみんなのおかげで集まったお金で楽しい行事ができることを理解させ
その子供らが大きくなったらまたその子供に教えて・・・
という流れができるといいですね。