dell optiplex 760のHDDをSSDに交換した方法をここで
人のSSDを一目見てしまうと自分のHDDでの起動がとても遅く感じいやになりました。
古いPCですがSSD化することで早く起動しサクサクになりたいと思い
一念発起してSSD化に取り組みました。
初心者の私でもできましたので どうしようかと迷っていたらぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
私のPCの仕様 dell optiplex 760
- COREi3
- メモリ4G
- 32ビット
- 元々WIN7をWIN10にアップグレード
- HDD容量 1TB
購入するSSD容量は何を目安にするのか
SSDを買うにあたり一番重要なのは実際に今何ギガ使っているか?が重要です。
現在の使用容量よりも大きなSSDを選ぶ必要があります。
私の場合は1TBのHDDのうち600GB使っていましたので1TBのSSDとしました。
HDDの容量が1TBでも100GBしか使っていなければ120GBや240GBのSSDでもいいってことです。
もちろん1TBでも2TBでもいいことになります。
今後使うだろうと予想されるデーター量に合わせて考えましょう。
現在の使用量より下回るといけません。
※後半に書いていますがフォーマット形式により2TB以上のSSDが使えない場合がありますので注意してください。
信頼のサムスンのMZ-76Q1T0B/IT 860 QVOシリーズ
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です。
ここで私失敗してます。ベーシックキットという言葉。
キットというなら交換に必要なもの揃ってると思ってしまいました・・・。
実際はSSD本体だけ・・・。
後で必要なものは買い足さなければなりませんでした。
私はほぼ素人なので販売店の説明見てもその辺り分かりませんでしたから・・・。
「本体のみ」というような説明とか「移植キットは入ってません」とか書いてあれば分かったのですが・・。
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これらがそろってHDD→SSD交換が可能となります。
ということで後の物到着待ちで作業に入るのが遅くなってしまいました。
こういう時ってとても待ち遠しいですよね・・・・。
HDDからSSD 最初にすること1 バックアップ
追加注文のものが到着するまでこれを先にしておきました。
万一のためにバックアップを取っておきます。
もしもの時にWINDOWSを初期状態に戻せます。
別記事にしています。
Win10でインストール メディア(ディスク)を作る時のやり方です。私はこれを HDDからSSDに交換する時、もしもの時用にこのインストール メディアを作りました。これはもしもの時にはあって良かったと思える大事なものになります。インストール メディア作り方私は16GBのUSBメモリを用意しました。推奨では8GB以上とありますので十分な量です。結果はこうです。14.4GB中11.4GB残ってます。ということは3GB使ったということです。■メディアはUSBメモリかDVDディスクが必用です。■メディアが用意できればこ... 簡単にできる!Win10インストール メディアの作り方 - どうする?こんなとき |
データーも他の媒体にコピーしておきます。
私はUSBメモリに重要データーをコピーしておきました。
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HDDからSSD最初にすること2 SSDをフォーマット
購入したSSDをフォーマットしないといけません。
この時、現在のHDDのフォーマットと同じ形式でフォーマットしましょう。
スムーズに移行ができるかどうかはここかなり重要です。
私の場合を例に説明します。
HDDのフォーマットの種類を知る
2種類のフォーマットがあります。
簡単に違いを説明するとこうです。
- MBR 往来のフォーマット形式 管理できる領域は最大2TBまで
- GTP 新しいフォーマット形式 2TBを超えるハードディスク用
※従来の方式のフォーマットで3TBにする場合は・・・他をググってくださいm(_ _)m
フォーマット調べ方
WINDOWSのスタートボタン(モニター左下の角のWindowsマーク)の所で「右クリック」してメニューを出し、「ディスクの管理」をクリックします。
WINDOWSの入っているドライブを選び右クリックしプロパティーをクリックします。
ハードウェアをクリックし プロパティーをクリック
そしてボリュームをクリック
ここでMBRかGTPが分かるのですが私のPCの場合こんなでした・・
なにも表示されない・・・。(汗)
本来「パーティションのスタイル」でMBRかGTPが表示されてるんですが・・・まったく何も無い・・・です。
フォーマット形式が見れない場合はこれ
安心してください^^こうなった場合次の方法で確認できます。
画面左下の「虫眼鏡マーク ここに入力して検索」に
「コマンドプロンプト」
と入力して コマンドプロンプトアプリをクリック
出てきた黒い画面でピコピコしてるカーソル横に「diskpart」と入れます。
「はい」「いいえ」のポップアップが出てきたら「はい」を選択
diskpart.exeが起動し
「list disk」と入力します。
それを見て
「*」がついているドライブがGPTでフォーマットされています。
私の場合GPTフォーマットではないと分かりました。
PCはかなり古いモデルですからそれも当然と言えば当然です・・。
フォーマット形式が判明したならばSSDのフォーマットに取り掛かります。
再度
WINDOWSのスタートボタン左下の角のWindowsマークの所で「右クリック」してメニューを出し、「ディスクの管理」をクリックします。
この画面になります。
初回はウィザードが立ち上がるのですがこのウィザードは未確認のSSDに対してフォーマットしますかと聞いています。
このとき判明したフォーマットの形式でフォーマットします。
私の場合は 「MBR」を選びました。
これでHDDのクローン作り作業に入れます。
HDDからSSD クローン作製
クローンを作るにはソフトが必用ですが私はフリーのソフトを使いました。
Samsung無料クローンソフト―EaseUS Todo Backup Free
これは有料版もありますが 同じPCでHDDからSSDにという場合は無料版の範囲内でできます。
違うPCに移植するのであれば有料版が必用となります。
元になるデーター送り側HDDを選択します。 下はデーターを受ける側のSSDとなっています。
ターゲットディスクを選択します。 コピー先となる方のSSDですね
私の場合データーは600GBあったのですが中々終わらず残り時間あと10分と表示が出たんですが そこから時間は段々増えていき・・・30分以上に・・。
待てなかったのでほったらかしで自宅へ帰りました・・。
朝には完了してましたが実際どれだけ時間がかかったのかは分かりません。
これでHDDの内容をSSDに移すことが出来ました。
後はPCの中のHDDとSSD
HDDからSSD PCのHDDをSSDに交換
要はHDDをSSDに付け替えることですかから
データケーブルと電源ケーブルを差し替えるだけということです。
それに伴ってSSD本体はHDDより小さいのでブラケットに載せて固定するだけです。
これはPCによって様々ですが私のdell optiplex 760はこうでした。
HDDをはずしデータ用コネクタと電源用コネクタをはずします。
このときケースの下にファンが付いていてその電源のコネクタも外すと作業がやりやすいです。
データ用のコネクタはそのままSSDに差せるので使います。
電源用コネクタはキット付属の物に換えました。
今回ブラケットにSSD取り付けた時に一つのネジがファンに当たってしまうというトラブルが発生し4か所で止めるところを3か所で止めました。
これで交換は完了です。取り外したHDD長い間お疲れ様でした。
電源を入れるとあっという間に起動します。30秒くらいです。
アプリの起動も速いしブラウザもサクサクしています。
HDDのようにアクセス時にジッー、ジッーこなんて言いませんまったく静かです。
SSDにしてよかったと感動した瞬間です。
私のようなほぼほぼ素人でも簡単にできるHDDのSSD化挑戦してみてください。
PCに対する愛着もそうですが構造が分かってより身近に感じますよ^^
内部の掃除もついでにできます。
HDDをSSDに交換 デメリット
SSDはUSBメモリのようなもので 壊れた場合HDDのようにデーターを取り出すことはできません。
SSDだけに任せておくのではなく 万一の場合のために何かの媒体に重要なデーターは常にコピーしておく方が無難ですね。
万一の場合データーさえ残っていれば違うPCでも復活させることができますし
PCそのままでも「インストールメディア」とデーターがあれば新たなSSDに付け替え復活も可能です。
過信はしない方がいいと思います。
インストールメディアを使用することのないように願っています。