ストロベリームーンとは何なのでしょう??
それは夏至のころの満月を言います。
高度が低い関係で 月が赤っぽく見えるからなのです。
太陽の夕焼けと一緒ですね。
高度が低いとそれだけ空気の層を通る距離が長くなります。
そうなると赤い光が多く届いて赤っぽく見えるのですね。
逆に青っぽい光は途中でフィルターにかけられたように届かなくなります。
年に一度の赤っぽい月は結構見逃しがち・・・・
来年の夏至の辺りの満月に意識を傾けて観察してみましょう。
しかし、これって夏至だから高度が低いからということって実はあまり関係ありません・・・。
月の位置が変われども地球の空気の層の厚さは変わりません。
月が低いところだと 空気の層を通るのが長いので赤く見えます。
朝日や夕日が赤く見えるのがその理由です。
月も低い位置にあるときは太陽と同じく 赤く見えます。
天頂に近づくと空気の層が薄くなるので 赤く見えません。
このことを頭に入れて考えると夏至であるために地球から一番離れているとか冬至とか関係ないですね。
しかし冬に比べて月の通るところは低いのでその分天頂に来た時でも高度は低いと言えます。
その分赤く見えるという理論になりますが 月が上にあがるとそんなに関係なくなり赤くは見えません。
ストロベリームーンは アメリカでイチゴを収穫する時期がこの辺りになるということで
このように呼ばれています。
満月の月の出を気をつけて見ていると 赤い月をみることができるので赤い月が見たければ
注目しておきましょう。