祭りで神楽や神輿、太鼓などが自分の家についたとき ご祝儀を出しますが
ご祝儀袋に何と書いたらいいのでしょう?
地域によって色々と違うとは思いますが私の地域のしきたりをここでご紹介します。
私の地域では
- 神楽(獅子舞)
- 太鼓
- 神輿
この3種類があります。
神楽の祝儀
神楽(獅子舞)には
御初穂 (おはつほ)
と書きます。
「初穂」とは、稲穂の束のことで、古くはその年に初めて収穫された稲穂の束や野菜果物類、初ものの魚類などを豊作の祈願と感謝をして神前に奉納したことに由来しています。
この中身の金額によって 神楽舞の種類が変わってきます。
多いと 長い神楽舞 少ないと短い神楽舞となります。
神輿の祝儀
神輿の場合も
御初穂
と書きます。
神様に関係するものの祝儀は 御初穂となります。
神輿には神様が乗られますし 神楽は その神輿が通る道を清めるという意味があります。
そのため 神様に関係するご祝儀は 御初穂 となるのです。
太鼓の祝儀
太鼓の場合は
御祝儀
と書きます。
太鼓は神様に関係するものではないという意味で 御初穂とは書きません。
当地では太鼓は賑やかしの意味があり 神様とは別になっています。
まとめ
あなたの地域ではまた違う書き方になると思います。
なんて書いたらいいのかわからないときは 近所の詳しい方、自治会の方などに聞くと教えてくれますよ。
また、地域によってはすべての家に祭りの何かが付く場合や 自治会役員の家だけとか 色々とルールがあります。
そういった地域の習わしを理解して どの家に付くのか付かないのか知る必要があります。
神様事は難しいものです。十分な理解をしましょう。