祭の意味って知っていますか?その時に出される出し物の意味とか。
商店界の何とか祭りとかではなく
神様事の祭りに関しての祭りについて書いています。
地域によりその意味はかなり変わると思いますが基本的なことをここで。
地元の神社という意味
それぞれの地域には神社があります。
その神社にはその神社の守備範囲というか
ここからここまでという範囲があります。
その範囲の中に住んでいる人々が氏子になるのですが
神社には神様がまつられていて氏子を見守ってくれています。
氏子は何かにつけて神社にお参りに行きます。
子どものお宮参りもそうですし七五三もそうです。
子どもの健やかな成長を神様に見守っていただけるように神社にお参りします。
本来はこういったお参りは地元の自分が氏子の神社に行くのが正当な行いです。
日頃お世話になっている神様を年に一度その守備範囲である地域を見て回ってもらうのがお祭りなのです。
祭の出し物の意味
神様に乗っていただくのが神輿となります。
要は車ですね。
エンジンやタイヤとなるのは氏子の人たち。
自分のところの神様を神輿に載せて地域を見ていただくそのための乗り物です。
その地域の各自治会の役員さんや名士の家などに着座して回ります。
神楽は神輿が通る順路を先に行って清めていきます。
獅子舞はそのためにあるのです。
かまど清めと言って正月に各家を回っている地域もあり年の最初に清めるところもあります。
太鼓などは神楽や神輿が通った後をにぎやかしていくのが役割です。
神様事には関連していないので一番最後を通ります。
神輿>神楽>太鼓など
という関係です。
祭の維持
祭には春祭りと秋祭りがありますが
農村系では収穫を神様に感謝する収穫祭として秋に行われることが多いですね。
お城があったところなどは冬が終わって春が来た気候のいい時にすることがおおいです。
それぞれ代々脈々と受け継がれた祭りです。
伝統を守りながらも現代に合わせる所は合わせ祭を維持されています。
最近は地方では若者が都会に流出して祭の維持に大変苦労されているところが多いですが
子どものころから祭に参加して神様とのつながりを分かっている若者は祭には帰ってくるという方もいるくらいですが
祭は祭が終わったところで祭が始まるということで地元にいる方々には祭は終わらないものでもあります。
都会に出た若者が住民として戻ってきて祭が維持できるようになることがとても大事に感じますね。