天ぷらを揚げてるときにちょっと他の用事をしたり電話でしゃべっていたりで天ぷら鍋火災になる場合がおおいです。
かなり危険な火災で多くの事例があります。
こんな時燃えてる鍋にマヨネーズを入れると消えるっていう噂?を聞いたことがありますね。
でもこれって本当なんでしょうか?
あやふやな情報を覚えていて実際になったときに 余計にひどくなったりするといけません。
その辺のところちゃんと知識として頭に入れておきましょう。
天ぷら火災をマヨネーズで消えるのか
これは消えるときもあるがそうでない時の方が多いということです。
火がついてもまだ油温が低い時は消えることもあるが 油温が高いと全く効かないです。
また、マヨネーズを鍋に入れるときに油がはねてやけどする危険もあります。
結果、マヨネーズでの消火はしない!
ということを覚えておきましょう。
天ぷら火災 他の間違った消し方
他にも都市伝説のような天ぷら火災の消し方があります。
これらも危険ですので絶対にしないようにしましょう。
水で消す
水をかけると一気に水が蒸発して爆発的な火災になります。
絶対にしてはいけません。
野菜を入れる
野菜には水分がたくさん入っています。ということは
水をかけてるのと同じことです。
天ぷら火災 正しい消し方
一番正しい消し方は
消火器を使うことです。
家庭用に使われる消火器にはだいたい二種類あって
- 強化液消火器
- 粉末消火器
がよくあるタイプです。
天ぷら油火災に効くのは
強化液消火器
です。こちらは再燃を防止します。
粉末消火器は消せますが 油温が高いとまた燃え出すこともあります。
その時はまたかければいいのですができれば強化液消火器を置いておきたいですね。
濡れタオルを鍋にかぶせる
これも効果的な初期消火です。
消火器など無い場合にはこの方法を使いましょう。
濡れたタオルで空気が遮断され火が消えます。
ただし、薄いタオルは油の熱で水分が飛ぶと空気が供給され燃え出します。
バスタオルやタオルを何重かにして使うことを覚えておきましょう。
天ぷら火災 まとめ
ちょっとした気の緩みが大きな災害につながる天ぷら火災です。
一番大事なのは天ぷらを揚げてるときは何があっても鍋から離れないということが一番の予防です。
電話が鳴っても 今天ぷら上げてるから後で掛けます。
というくらいの勇気が必要です。
誰も火事を出そうと思って火事にしていません。
ちょっとしたことが火事に繋がるということを頭の中に置いておきましょう。