サイトアイコン どうする?こんなとき

母子手帳の裏ワザ!産休・育休申請から災害対策まで、知らなきゃ損する活用法

母子手帳を活用しよう:産休・育休の申請から災害対策まで

母子手帳

産休や育休を申請する際、母子手帳のどのページをコピーすればよいか迷うことがあります。

通常、産前の手続きには母子手帳の表紙と出産予定日のページが、産後の手続きには出生証明書のページが必要です。

私も4人の子どもを出産しましたが、どのページを提出すればいいか毎回悩みました。間違ったページをコピーして提出し、再提出を求められたり、不要なページをコピーして恥ずかしい思いをしたこともあります。

母子手帳のコピーについて、用途ごとに必要なページをご説明します。

産前の場合、手帳の表紙と出産予定日のページが必要です。表紙には交付日や親の名前、子供の名前や生年月日が記載されており、産休・育休の申請時によく求められます。

出産予定日のページには、妊婦自身の記録や分娩予定日が記入されています。分娩予定日は、産婦人科医によって記入されることもありますが、通常は自分で記入します。

産後には、出生証明書のページが必要です。これには子供の氏名や出生年月日が記載されており、出生届を提出した際に市町村役場で記入されます。出産手当金や育児休業給付金の申請時に提出が求められることがあります。

出産の状態や予防接種のページも、特定の状況下で重要な情報を提供します。出産の状態のページには出産時の詳細が記載され、予防接種のページにはこれまでの予防接種履歴が記録されています。これらの情報は、旅行や災害時に役立つことがあります。

乳幼児成長曲線のページや既往歴のページも、災害時や特定の状況下で役立つ情報を提供します。

母子手帳の各ページにはさまざまな情報が記載されており、産休や育休の申請時には特定のページが必要となることがあります。これらの情報を正しく理解し、適切なページをコピーして提出することで、スムーズな手続きが可能です。

申請書類に必要な母子手帳のページ一覧

  • 産休・育休申請書:母子手帳の表紙、出産予定日が記載されたページ
  • 出産手当金申請:出生届済証明書のページ
  • 育児休業給付金申請:出生届済証明書のページ
  • 出産届提出:出産状況が記載されたページ
  • 健康保険加入申請:出生届済証明のページ
  • 乳幼児医療費補助申請:出生届済証明のページ

産前産後の忙しい時期には、母子手帳のコピーを事前に準備しておくと便利です。

産休・育休申請書提出時

産休・育休申請書を提出する際には、母子手帳の表紙と出産予定日の記載があるページが必要です。これは社会保険料免除のための書類であり、正確な提出のためには母子手帳のコピーが必須です。

出産手当金申請

出産手当金を申請する際には、出生届済証明書のページが必要です。出産手当金は、出産後に支給される給付金で、支給対象期間は出産前42日間と出産後56日間の合計98日間です。支給金額は、産休開始前の給料の約3分の2になります。申請後、約1〜2ヶ月で支給されます。必要書類は、母子手帳のコピー、申請書、印鑑、健康保険証、振込口座情報です。

育児休業給付金申請

育児休業給付金を申請する際には、出生届済証明書のページが必要です。育児休業給付金は、育児休業中に支給される給付金で、出産手当金の支給終了翌日から子どもが1歳になるまでが対象期間です。1歳以降に保育園入園ができなかった場合は、最長2歳になるまで延長可能です。育児休業給付金は、2ヶ月分がまとめて支給され、初回の支給は育休開始から2ヶ月後です。必要書類は、母子手帳のコピー、休業開始時賃金月額証明書、(初回)育児休業給付金支給申請書です。

出産届提出

出産届を提出する際には、出産証明ができる出産状況のページが必要です。出生届は、子どもの戸籍を作るための重要な書類で、出産後14日以内に提出する必要があります。出生届の用紙は市役所や町役場にありますが、病院や産院でも入手可能です。出生証明書が必要で、出産証明書と出生届は同じ用紙内に含まれています。産婦人科医や助産師に記入してもらう必要があります。提出には、母子手帳のコピーと届出人の印鑑が必要です。

健康保険加入申請

健康保険加入申請をする際には、出生届済証明のページが必要です。これは、子供の医療費補助を受けるための手続きです。加入手続きが遅れると、病院受診時に医療費全額を立替払いすることになるため、出産後は早めに申請しましょう。必要書類は、母子手帳のコピー、届出人の印鑑、健康保険証、本人確認書類、マイナンバー確認書類です。

乳幼児医療費補助申請

乳幼児医療費補助の申請をする際には、出生届済証明が記載されたページが必要です。この制度は、0歳から中学3年生までの子供が病気やケガで受診した際に、医療費の一部を市区町村が助成するものです。乳幼児医療証の提示で医療費が無料または後日補助金で還付される場合もあります。子どもの1カ月健診から助成の対象となるため、児童手当の申請と同時に手続きを行うとよいでしょう。必要書類は、母子手帳のコピー、届出人印鑑、医療費助成申請書、所得証明書、赤ちゃんの健康保険証、マイナンバーカードです。

母子手帳のコピーは、産休や育休の申請だけでなく、旅行や災害時にも役立ちます。旅行時には、出生記録や予防接種記録、既往歴のページをコピーしておくと安心です。災害時には、出生記録や予防接種記録、乳幼児発達曲線、既往歴のページのコピーが便利です。母子手帳のコピーは、いつも持ち歩く鞄と災害用に準備している鞄に入れておくと良いでしょう。

まとめ

産前には母子手帳の表紙と出産予定日のページ、産後には出生証明書のページが重要です。提出する書類に応じて必要なページが異なるため、事前に確認し、準備しておくことが大切です。私自身も今回の出産で、どのページをコピーすべきか迷うことがありましたが、この情報をもとにスムーズに準備が進められそうです。

どうするこんなときTOP

モバイルバージョンを終了