中国で男が劇物の水酸化ナトリウム噴射、園児51人負傷という事件が起こりました。
悲観的思考と社会への報復がこの事件になったようです。
この事件に使われたのが
水酸化ナトリウム
という物質です。
これは苛性ソーダとも呼ばれ
強アルカリの液体で
皮膚に付くとやけど状になり大変危険なものです。
これはたんぱく質を激しく分解するためでとても危険です。
目次
水酸化ナトリウムの対処
水酸化ナトリウムが皮膚に付いた場合すぐしなければならないことは
皮膚に付いた場合
多量の流水で洗い流す。
とにかく洗い流すことが重要です。
目に入った場合でも同じです。
体内に入った場合
口に入った場合も何度もゆすぎ 飲んでしまったら大量の水を飲ませる。
ただれた場合は生卵,薄めた酢,レモン汁をのませる。
卵はたんぱく質を送り込み卵に代わりに分解する身代わりにさせるため。
酢やレモンはアルカリ性を中和させる目的です。
とにかくこのような事件を起こした男性は未来ある子供たちになんのうらみがあってと言うか
恨みはなかったのだろうけど自暴自棄になっても子供を狙うとは一番してはいけない犯罪だったと考えます。
私も仕事柄この苛性ソーダは使いますが手に付いただけでかなり痛い!
水で洗い流しても手がツルツルして皮膚が溶けているのが体感できるほどで
これを使うときは手袋使うのが基本ですが そうもできない時の方が多く
その怖さは分かっています。
気を付けましょう。