端午の節句子供の日には男の子の居る家ではこいのぼりを揚げますね
何でこいのぼりなの? 意味も解らずあげているよりもその意味を知って揚げたほうが絶対にいいですよね。
そんなこいのぼりについて考えてみましょう。
こいのぼりの由来
元々は江戸時代にお殿様に男の子が生まれると 跡継ぎができたということで大そう喜ばれ
のぼりを揚げたということが始まりです。
城下のものに知らしめる意味でもあったのですね。
この風習が武家の間で広まり 一般の庶民もこれを目にするようになりました。
世民でも裕福な者、しかし身分は低い・・ 武家に対する対抗心でのぼりを真似る者が出てきました。
そののぼりには中国での言い伝えで「鯉が滝を登り龍になった」といういわゆる「鯉の滝登り」ですね
庶民の立身出世を願い、または対抗して のぼりには鯉が描かれました。
これがこいのぼりの最初と言われています。
子の成長を願い子孫繁栄を願う親の気持ちがこののぼりになったのですね。
そののぼりが 鯉になり現在に至ります。地域によってはいまだのぼりを立てるところもありその当時からの風習が残っているところもあります。
こいのぼりの端午の節句の意味
子供の日は端午の節句です。
この端午とはいったい何のことなんでしょう??
端午の「午」とは 馬のことなんです。
この馬とは 月を十二支で表すと 5月のことです。
「端」とは はしっこという意味で 月の端の馬の日という意味になります。
ということは毎月この端午はあるということですが
先細説明した 5月は馬の月 馬の月の端午に節句をする ということで
端午の節句 となりました。
1948年には 祝日となりましたが これは 5月5日(ごがついつか)
と たんご のごろ合わせで決まったそうです。