2024年も続く北海道冬の伝統、札幌雪まつりが、今年も開催されます。第74回目となるこの祭りは、冬の風情を象徴するイベントです。特に今年は、雪と氷の彫刻が数多く展示される予定で、期待が高まっています。
この祭りは2月に開催され、厳しい北海道の寒さの中で行われますが、清々しい空気の中での雪や氷の作品は格別の美しさを放ちます。
2024年札幌雪まつりの開催場所と日程
大通り会場は大通公園の西1丁目から西12丁目に渡り、すすきの会場(すすきのアイスワールド2024)は南4条通りから南6条通りの西4丁目線で開催されます。
また、つどーむ会場は札幌市スポーツ交流施設コミュニティドームに設けられます。
開催日程と時間:
大通り会場&すすきの会場:2024年2月3日から2月11日まで、24時間開場(ただし、ライトアップは22時まで)
つどーむ会場:2024年1月31日から2月11日まで、9時から17時まで
入場は無料です。
札幌雪まつりの魅力
毎年2月上旬に開催される北海道最大規模の雪と氷の祭典で、国内外からの注目を集める札幌雪まつり。200万人以上の来場者が訪れます。大通会場では約200基の巨大な雪像や氷像が展示され、夜にはライトアップやイベントが行われます。すすきの会場では、氷彫刻コンクールやふれあい広場が設けられ、氷の美しさを楽しめます。つどーむ会場では、家族で楽しめるアトラクションが中心です。
見逃せない雪まつりのハイライト
特に大通会場の大雪像は見逃せません。陸上自衛隊部隊・第11旅団や札幌市民が作るこれらの雪像は、昼と夜で異なる印象を与えます。また、昨年はプロジェクションマッピングが施され、さらに魅力的な景色が楽しめます。
幻想的な大氷像
大氷像も雪まつりの重要な見どころの一つです。氷の輝きが幻想的な雰囲気を作り出し、特に日中は雪像よりも際立って見えます。氷像の制作過程を紹介する看板もあり、その技術に驚かされます。
流行を取り入れた中小サイズの雪像
中小サイズの雪像は自治体によるものが多く、その年の流行を反映したユニークなオブジェが楽しめます。ソーシャルメディアで人気の「インスタ映え」する作品も多く、例えば「ゴールデンカムイ」や「SPY×FAMILY」などの人気漫画やアニメのキャラクターをモチーフにした雪像が登場することもあります。
雪まつりを支える裏方の仕事
開催期間中、雪像や氷像の維持には定期的なメンテナンスが必要です。降雪によりオブジェが覆われたり、形が崩れたりしないように、美しい状態を保つために裏方の作業が欠かせません。
雪まつりで楽しむグルメ
雪まつりでは、北海道ならではの特別な屋台が並びます。お祭りの楽しみの一つは屋台の食べ物ですが、価格は少し高めなので、予算に合わせてコンビニでの食事も選択肢に。また、お土産用の出店も豊富にあり、限定のキャラクターグッズや北海道応援キャラ「雪ミク」のグッズも見つけることができます。
さっぽろテレビ塔から望む大通会場
さっぽろテレビ塔からは、雪まつり会場の全景を一望できます。展望台は有料ですが、雪化粧した街並みや雪像、イルミネーションが楽しめる絶好のビュースポットです。
他会場の見どころ
すすきの会場では、ネオンで照らされた幻想的な氷像を楽しむことができます。また、多くの飲食店があり、寒くなってもすぐに温かい場所へ入ることができるのが魅力です。つどーむ会場では、チューブスライダーやスノーモービルなど、家族全員で楽しめるアトラクションが充実しています。
雪まつりを楽しむための注意点
滑り止め対策は必須です。特にファッショナブルなブーツは滑りやすいため、滑り止め材の利用がおすすめです。会場内は禁煙なので、喫煙者は指定の喫煙所を利用しましょう。また、スマートフォンの充電対策も大切です。撮影や頻繁な使用でバッテリーが早くなくなるため、予備バッテリーや充電器の持参をお勧めします。新千歳空港での欠航も考慮し、帰路の計画には余裕を持つことが重要です。仕事の翌日に帰る場合は、特に慎重な計画が必要です。