「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように季節を分けるのがこの彼岸です。
彼岸とはいつのことを指すのでしょうか?また彼岸には何をしたらいいのでしょうか?
そもそも彼岸とは何なんでしょうか?という疑問を調べてみました。
秋の彼岸はいつ 2016
彼岸は年に2回あって 秋の彼岸は
9月19日~25日
です。
太陽が真東から上がり真西に沈む秋分の日を境に前後3日間が彼岸になります。
2016の秋分の日は 9月22日(木・祝)
ですからこの日を真ん中に前後に3日間と言う訳ですね。
秋の彼岸意味はどういうことなのか
彼岸とは仏教の中で 三途の川 というのがありますね。
この三途の川を渡ればお亡くなりになった方々の世界 あちらの世界のことを 彼岸 と言います。
一方、私たちの世界のほうは 此岸(しがん) と呼びます。
あちらの世界極楽浄土は西にあるとされるために 太陽が真西に沈むこの秋分の日に先祖を偲びお墓参りをするのです。
よく「彼岸の中日」という言葉を聞きますがこの日はそれこそ 秋分の日や春分の日を指します。
この日の夕日を拝むのが良いとされています。
秋の彼岸何すればいいのか
ではこの彼岸の間は何をすればいいのでしょうか。
ご先祖様を敬うのですからやはりここから始めましょう。
- 仏壇、仏具の掃除。
- 供花や菓子、果物などをお供えする。
- 朝晩に灯明(とうみょう)を灯しお線香をあげる。
- お墓の掃除。
- お墓参り。
- 中日の夕陽を拝む。
そしてこの食べ物はよく耳にしますね。
おはぎ
です。
地方によっては おはぎ と呼んだり ぼたもち と呼んだりします。
これはどう違うのかと言うと・・・。
同じものです。
漢字で書くとよくわかるのですが
おはぎは お萩
ぼたもちは 牡丹餅
と書きます。
意味はおはぎってご飯粒の残ったおもちに小豆のあんこをまぶしてあります。
この小豆が萩の花に見えるところからこう呼ばれています。
一方牡丹餅は ボタンの花のように見えるところからこう呼ばれます。
と言うことは 春はぼたもちで秋はおはぎと言うことでもいいですね。