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クリーニング

秋物の服を出したらシミだらけ・・・しまうときはなんともなかったのに・・なぜ

投稿日:2016年9月24日 更新日:

9月も半ばに入ると涼しくなってきますね。「暑さ寒さも彼岸まで」とはさすが昔の人のいうことです。その通りですね。
こうなると夏服はしまって 秋物を出さなくてはなりません。
秋の服は 春物とかぶってるものもあれば 秋だけの服もあります。
春のものはつい最近クリーニングあるいは洗濯したものです。秋物は1年経ってますね。

久しぶりに秋物衣類を出してみると・・・びっくりしたことないですか?
しまうときは何ともなかったのに さあ秋だからということで出すとなんだか黄色いシミが付いていて・・
これでは着れない!!

これは困りましたね。ということでその原因と解決策をここで。

 秋物の服を出したらシミだらけ・・・の原因 

これはしまう時何ともなくても 実は食べこぼし皮脂が残っていたんです。食べこぼしって料理ですよね。
料理には油が使われてます。
そして皮脂です。
洗濯しても 水と油  は相反するもの。
そこを取り持つのが 界面活性剤 という洗剤なのですね。
この洗剤で油分がすべて落ちていれば このように黄色くしみになることはン無いのですが、

この油分・脂分が残っていると 夏の蒸し暑い高温多湿の気候の中で酸化して黄色くなってしまうのです。

この油分が落ち切らずにしまってしまうというところに問題があるんですね。

でも私のこの服はクリーニング屋さんで洗ってもらったんだけど・・・。
プロなのになんで??こんな疑問も出ますよね。

それはクリーニングには洗い方は2種類あって

  • 水洗い
  • ドライクリーニング

この洗い方があります。

水洗いは 汗や食べこぼしの水溶性の汚れを落とします。
ここで水溶性と書いたのは 料理には油も醤油も、酢もマヨネーズも・・・・いろんなもので作られています。
その合体したものが料理なんですね。
水洗いではは落ちにくく水分の汚れは良く落ちる

油ってそれ単体では ほぼ色がついてません 入れ物に入っていれば黄色く見えますが
これを薄く伸ばして白いシャツなどに付けたらどうです? 見えませんよね。

水洗いである程度落ちたとしても残っている油はその時は見えません。

ドライクリーニングは逆に油分は落とせますが水分の汚れは落ちません。
油分といっても動物系の脂は抜群に落ちますが 植物系の油は少し苦手なんです。
なので皮脂はきれいに落ちます。料理の食べこぼしなどはその油分が少し残りますが油だけ落とします。

残ったのは水溶性の汚れです。汗やしょう油や酢や・・といったものは残ります。

衣類をドライクリーニングと水洗いの両方したら 一番きれいになるのです。

 Wクリーニング

といいますがこのような洗い方ができるクリーニング屋さんでは黄色くなることは少ないでしょう。

片方だけでは 油が酸化して黄変   汗がのこっていたり料理の水溶性の汚れが酸化して黄変

ということが起きるのです。

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 秋物の服を出したらシミだらけ・・・対処 

水洗して黄色くなったものは漂白しなければなりません。
ここで気をつけることは、

塩素系漂白をしない!!  ハイターなど

ということです。
よく漂白といったらハイターというイメージがありますが 塩素系を使うのはかなり危険です。

危険というのは 色落ちしたりピンクになったりという意味で服にとって危険という意味です。
塩素系漂白は最後の手段と考えておいてください。

もちろん色物などは使わないことが大事です。

では、何を使うか?

酸素系漂白剤です。
これは服の染色を落とさず黄ばみだけ落としてくれます。
しかし気をつけることもあります。

色物のシルク特に濃い色はやめた方がいいです。

元々水で洗えない素材 レーヨンアセテートなど 
しかし水洗いOKのものは大丈夫です。

酸素系漂白剤は 濃い色のものは気をつける。
ちょっと試しにポケットの裏とか 色が落ちても分からないところで試すといいですね。

酸素系漂白剤を40度くらいのお湯で溶いて そこに10分ほど漬け込むとかなり白さが戻ってきます。
それをすすいで干せばOKです。

真っ白の綿や麻ならもっと温度を上げても大丈夫です。60度くらいは。

秋物黄変どうする

酸素系漂白剤と同じ成分の セスキ も「同じです。

どちらも 過炭酸ソーダ という成分でできています。
過というくらいで 酸素が多いということ
ここで気をつけることは
酸素が結びつきやすい   これが付いてると すぐに錆びます。

ホッチキスの針なんか 漂白してる間に錆びています。
鉄のものが付いてると錆びるので外しましょう。
ファスナーなどのメッキがしてあるものは大丈夫です。

そして青色も注意が必要です。
含金染料 と言って青には金属が含まれているものがあります。
よく見る 板場さんの白衣の胸に刺繍でお店の名前があったりしますが
あの刺繍は 漂白を繰り返すとだんだん溶けてなくなっていきます。
すぐには無くなりませんので 白衣を漂白する場合はその点も考えておきましょう。

 秋物の服を出したらシミだらけ・・・こうならない為に  

このようなことにならないように対処法はあります。
クリーニングに出して シミが見えるところはしみ抜きをしてもらいましょう。

食べこぼしで見えないものはとりあえずドライクリーニングをしてもらいます。
Tシャツなどふつうは水洗いになってしまうものがあるので お店の人にその旨伝えて
ドライクリーニングしてもらい
できれば それを自宅で水洗いしておくと来秋には黄色くなることはかなり防げます。

もちろんクリーニング屋さんでドライと水洗いどちらもする

Wクリーニング

ができるのであればWクリーニングしてもらうといいですね。

 

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